新名所六本松エリアに人気店登場!「豚ステーキ&牛タンステーキ 十一」
九州ウォーカー
豚をレアで食べる事で人気の店「十一(といち)」の5店舗目が2018年3月に、福岡市中央区六本松にオープンした。

すぐ近くに「六本松421」があり、ファミリーから年配の人までさまざまな人が行き交う別府橋通り沿いを西に歩いて行くとレンガの壁に浮かぶ"豚と牛"の絵が左手に見えてくる。
名前も書かれていないそれが、十一(といち)六本松店の看板だ。

メニューはシンプルに「豚ステーキ」(1000円)と「牛タンステーキ」(1500円)のみ。
単品での注文も可能で豚ステーキが500円、牛タンが1000円となる。単品とビールで一杯というのも、またいい。

肉は周りに焼き色をつけたら、仕上げに特製の蒸し焼きだれをかけ、その蒸気で蒸し焼きにする。これで綺麗なピンク色のレアステーキが完成だ。
一見、「豚肉をレアで?」となりそうだが、精肉店で検査・出荷後、店内で処理をした後にも検査と2段階で食肉検査に出す、徹底した肉の品質管理でこのクオリティが実現可能なのだ。そして、その新鮮な肉を口に運ぶと、未知の豚肉の柔らかさを体験出来る。

また、六本松店には他の店舗にはないオリジナルメニューがある。それが「牛タンステーキ」(1500円)だ。やわらかいタン元だけが提供される一品。鉄板の上に厚切りにしたタンがたっぷり盛られてこの価格は満足間違いなしだ。

店長のおすすめは、蒸し焼きだれで風味をプラスした肉に薬味をちょっとつけ、素材そのものを味わってもらう食べ方。わさびおろしで実践すると、口に入れた瞬間、ツンとくるわさびの向こうに肉の旨味がジュワっとあふれだし思わず、ご飯に手がでる。ご飯もおかわり自由のサービスなのが嬉しい。
そして、こだわりの薬味は豚も牛タンにもどちらにも合うように作られているそうだ。最後の一口まで楽しめるように、お好みの薬味で味を変化させながら、自分流で食べ進められるのもポイント。

ファミリー客も多く訪れる店内は、おしゃれで清潔感のあるすっきりとした作り。テーブルに加えカウンター席もあり、男性はもちろん女性でも一人で気軽に立ち寄れる雰囲気になっている。

歩道に面した壁を、一面ガラスにしたのは、"いろんな方が気軽にのぞいて立ち寄ってもらえるように"との店長の気持ちから。歩いている人達が時折足を止めては中の様子やメニュー等を興味深げに見ている姿が多く見られる。六本松エリアの新たなる立ち寄りスポットとなりそうだ。
[豚ステーキ&牛タンステーキ 十一(といち)六本松店] 福岡県福岡市中央区六本松4−9−35 / 092-791-6994 / 11:00〜22:00(〜15:00ランチ) / 不定休
取材・文=宮崎亜矢香、撮影=山崎順子
九州ウォーカー編集部