『VIVANT』の聖地・岐阜県庁へ!“あの納豆シーン”を再現できるフォトスポットと展望ロビーが今、熱い!!【無料展望室シリーズvol.20】

東京ウォーカー(全国版)

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お気に入りのドラマを見ていて、「ここ、どこなんだろう?」と気になった場所が、実は実際に訪れることのできる場所だったら——!?現在放送中のTBS系日曜劇場『VIVANT』第2シーズンでは、岐阜県内もロケ地のひとつとなっている。なかでも注目の的となっているのが、岐阜県庁である。県庁1階のホワイエが劇中のロケ地として使用され、いまやドラマファンが訪れる“聖地”と化していると話題沸騰中だ。今回の「全国の無料展望室シリーズ」は、そんなホットな話題を持つ岐阜県庁の展望ロビーを紹介する。

堂々と建つ岐阜県庁画像提供:岐阜県庁


『VIVANT』のあのシーンは県庁!?「納豆をかき混ぜに岐阜県庁へ行ってくる」!?

現在、全国から岐阜県庁を訪れる人たちの大きなきっかけとなっているのが『VIVANT』である。そのロケ地となったのは、岐阜県庁1階のホワイエ。劇中では、タイにいる知人・チョッキーの別荘に潜伏した新庄が納豆をかき混ぜて食べていたシーンとして登場する。のちにこの「納豆」がきっかけで新庄は潜伏先を特定されてしまうのだが…。そのロケ地が岐阜県庁と判明するや否や、「新庄の潜伏先って岐阜だったんだ」「今から岐阜県庁行って、納豆混ぜてくるw」などの声がSNSで飛び交った。

この話題を受け、岐阜県知事も自ら納豆をかき混ぜる動画を公開したことで、さらに盛り上がりに拍車がかかった。ついには訪れた人が劇中の新庄の「納豆を混ぜるシーン」を再現できるよう、1階ホワイエの机の上に納豆の食品サンプルが置かれ、記念撮影ができるようフォトスポットも登場。現在は連日行列ができる人気スポットとなっている。

【写真】岐阜県庁1階のホワイエが『VIVANT』の聖地と化している!画像提供:岐阜県庁


ドラマ効果で岐阜県庁を訪れる人が増えたことで、展望ロビーの利用者数も急増!大きな賑わいを見せているという。岐阜県庁の20階にある展望ロビーからは、一体どんな景観が望めるのだろうか。20階展望ロビーは2025年9月から土日祝日も本格的に開放されるようになり、利用料はもちろん無料である。もともと土日祝日の開放については試行的な取り組みだったのだが、利用者アンケートで「満足」「非常に満足」と回答した人が98%に達するなど好評を得たことから、本格実施にいたったという。今回は、『VIVANT』のロケ地となった1階ホワイエについては岐阜県観光文化スポーツ部観光企画課に、そして満足度が非常に高い展望ロビーについては、岐阜県総務部管財課に話を聞くことができた。

ソファに座ってゆったりと眺めることも!画像提供:岐阜県庁


『VIVANT』の世界に入り込める!?20階の展望ロビーについて詳しく聞いてみた!

――『VIVANT』第2シーズンのロケ地として岐阜県庁は現在、大きな話題を呼んでいますね。1階ホワイエに設置した『VIVANT』の世界を体験できるフォトスポットについて教えてください。

【観光企画課・担当者】ロケ地となった1階ホワイエには、劇中で話題となった「納豆を混ぜるシーン」を再現できるフォトスポットを設置しております。設置している納豆は、食品サンプルの全国シェア1位を誇る岐阜県郡上市で制作した本物そっくりの食品サンプルで、来庁者の皆さまには実際にドラマのワンシーンに入り込んだ気分で写真撮影を楽しんでいただいています。

――『VIVANT』を機に、20階展望ロビーを訪れる人も増えたと聞きました。実際に訪れた人からはどんな反応が多いですか?

【管財課・担当者(以下、管財課)】展望ロビーは地上約90メートルの高さに位置し、岐阜の街並みを一望できる県庁の人気スポットです。「県庁にこんな開放的な展望スペースがあるとは知らなかった」「無料でこれだけの景色が楽しめるのはすごい」といった声を多くいただいています。また、岐阜城や金華山、長良川などを一望できる眺望も好評で、『VIVANT』をきっかけに県庁を訪れた方だけでなく、地元の方にも新たな魅力を再発見していただく機会となっています。

広々とした空間。全面ガラス張りなので夜景も映える画像提供:岐阜県庁


―― 初めて訪れた人に「まずここを見てほしい!」という眺めを方角ごとに教えていただけますか?

【管財課】そうですね。北側には金華山や岐阜城、西側には長良川や伊吹山、南側には濃尾平野や名古屋駅のビル群、東側には御嶽山や恵那山などを望むことができます。天気のよい日には、遠くまで続く山々と街並みが一度に視界に入るので、岐阜の広さを実感できると思います。

―― おすすめの季節の景観はありますか?

【管財課】どの方角を見ても山が見えますので、新緑や紅葉など季節ごとに表情を変える山々をご覧いただきたいですね。また、景色以外にも1枚のスタンプ台紙に5つのスタンプを捺すと絵が完成する「重ね捺しスタンプラリー」や、県産材をふんだんに活用したキッズスペース、岐阜の魅力を感じられるお土産を販売している「岐阜土産自動販売機」を設置していますので、ぜひそれらもお楽しみいただけたらと思います。

――20階展望ロビーが土日祝日も開放されるようになった経緯を教えてください。

【管財課】現県庁舎では「県民が集い親しまれ、地域の魅力を発信する県庁舎」という基本方針のもと、展望ロビーの開放を試行的に実施してみました。そのあとにアンケートを取ったところ、「満足」「非常に満足」と回答された方が98%に達するなど、非常に高い評価をいただき、開放を本格実施するにいたりました。現在でも、開放的な空間や眺望、スタンプラリーの実施などについて、多くの方に高評価をいただいております。

東濃ヒノキや県産の杉などの「ぎふの木」が内装に多用されている展望ロビー画像提供:岐阜県庁


『VIVANT』を機に、ドラマのロケ地だけでなく岐阜を旅する


岐阜県庁で『VIVANT』の世界観をちょっぴり体験したあとは、そのまま岐阜の旅へ繰り出してみてはいかがだろう。観光企画課の担当者に聞いてみたところ、同じくロケ地となった恵那市の岩村城下町には江戸時代の町並みが美しく残っており、歴史散策をしながら名物のカステラや五平餅、地酒の蔵元などの食べ歩きや買い物も楽しめるという。「聖地巡礼に訪れた際は、明知鉄道の『VIVANT』ラッピング列車に乗り、城下町に設置された『VIVANT』のフォトパネルで記念撮影を楽しんでいただくのがおすすめです」と教えてくれた。さらに、白川郷、飛騨高山、関ケ原、下呂温泉など、県内には全国的にも知られる魅力的な観光スポットはまだまだある。ドラマのロケ地を訪ねるだけではなく、そこで出合う自然、歴史、文化までもを楽しむ——。『VIVANT』を旅のきっかけにすれば、岐阜県の知らなかった魅力にも出合えそうだ。



取材・文=大庭かおり

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