一度は体験したい、神の手と言われるタイの極上エステ

　タイでは、「コリをほぐす」「体のエネルギーの流れを良くする」「体と呼吸を整える」など、心身ともにリラックスすることが健康につながると考えられ、古来よりマッサージによる医療が発達してきた国。古式マッサージの総本山「ワット・ポー(Wat Po)」をはじめ、街の至るところにマッサージ店が並んでいるのも特徴の一つ。マッサージの種類も多彩で、アユタヤ王朝から続くタイ古式マッサージのほか、タイに伝わるセルフマッサージである古式体操「ルーシー・ダットン(Rusie Dutton)」は、ヨガにも似た健康法。各エリアのホテルで体験クラスを実施していることもあるとか。

タイの各地では、スパの人気が急上昇中！

近年ではスパも人気があり、バンコク、チェンマイ、プーケット、サムイ、ホアヒンなどの主要観光地では、ホテルに加え、ショッピングモール内のスパ施設に、一軒家スパなどのデイスパを提供する店も増えてきている。1990年代前半は、海外のスパを手本にしたものが主流だったが、今ではタイ独自の健康や美容を追求したスパスタイルが見事に育っている。店によっては日本語でのカウンセリングを実施するほか、リーズナブルな料金で体験できるとあって、スパ初心者は、まずデイスパにトライしてみたい。

医療を駆使したメディカル・スパも登場

東洋医学の伝統と最新の西洋医学を融合させたメディカル・スパも話題。最新の医療設備を備えた施設で、医師の診断のもと、人それぞれの体質に合わせスパトリートメントが受けられる。バンコクを中心に展開するスポットでは、美白からアンチエイジングまで「美・健康・若さ」を追求するメニューが多種多様に用意。さらに、南国フルーツを使った天然成分の石けんやシャンプー、ボディクリームなどを専門に販売するショップも点在し、その質の高さからお土産としても好評を呼んでいる。このようにタイスパならではの心安らぐホスピタリティをさまざまな形で体験することができるのだ。

「Dii Wellness Med Spa(ディアイアイ ウエルネス・メッド・スパ)」

高級ブランドが並ぶショッピングモール「Central Embassy(セントラル・エンバシー)」の4階にあるスパ。ディバナ(Divana)グループがプロデュースする新コンセプトの店で、店内はガラス張りのシースルー設計で、DNAの立体構造のオブジェを配するなど、近未来的なイメージだ。

トリートメントルームは、全体を黒で統一されているが、天井にはシャンデリアのように繊細なガラスが取り付けられており、イメージは星空…。そこに光が当たるとまるで満天の星空の下にいるように気持ちになれるのだ。

既存のスパプログラムに加え、ここではアンチエイジングのジャンルを取り入れ、フェイシャルメニューをとくに充実させているのもポイント。施術は60～80分ほどで、終わったあとは、ツヤツヤの肌に驚くこと間違いなし！

【Dii Wellness Med Spa(ディアイアイ ウエルネス・メッド・スパ)】Shop L4-02, 4F, Central Embassy, 1031 Ploenchit Road, Lumpini, Pathumwan, Bangkok 10330, Thailand/+(66)2-160-5850-1/10:00～23:00

The Royal Orchid Mandara Spa(ザ・ロイヤルオーキッド マンダラスパ)

チャオプラヤ川を望む、ロイヤルオーキッド・シェラトンホテル＆タワーズ(Royal Orchid Sheraton Hotel ＆ Towers)内にある世界的にも有名な高級スパ。古都チェンマイの時代にあった王宮スタイル「古代ランナー調」をテーマにした重厚な雰囲気のある店内には、東屋のある中庭もある。最長4時間から最短で1時間のスパメニューを用意し、1時間のオリエンタルフットマッサージは、2,590バーツほど。日本で施術するよりグッとリーズナブル価格で高級スパの体験ができる！

【The Royal Orchid Mandara Spa(ザ・ロイヤルオーキッド マンダラスパ)】Royal Orchid Sheraton Hotel ＆ Towers, 2 Charoen Krung Road Soi 30(Captain Bush Lane) Siphya, Bangrak, Bangkok 10500, Thailand/+66-2-262-0123/10:00～22:00

【九州ウォーカー編集部/PR】