【ネコ漫画】ブラック企業の冷たさに光が差し込む…!! 人生がガラッと変わる"猫になった社員"の世界【作者に訊く】
東京ウォーカー(全国版)
愛猫家の清水めりぃ(
@zatta_shimizu
)さんは、X(旧Twitter) やブログなどでネコ漫画を公開している。X(旧Twitter)のフォロワー数は5万人を超え、書籍「ブラック企業の社員が猫になって人生が変わった話8 猫ブラザーズ編」が発売されている。ブラック企業で働いていた主人公がある日突然猫になり、自由気ままな生活を送っていくエピソードである。本作が誕生したきっかけや著者も経験があるブラック企業などについて、清水めりぃさんにインタビューした。
猫とブラック企業、そのギャップが物語を生む
本作「ブラック企業の社員が猫になって人生が変わった話」は、作者の清水めりぃさんがX(旧Twitter)に投稿した4ページの短編が「有難いことにそれがバズって」と語るほど大きな反響を呼んだことから始まった。投稿作が担当編集の目に留まり、単行本化へとつながり、気付けば8巻まで続くシリーズへ成長した作品である。
主人公が突然猫になった理由について、めりぃさんは「こういう理由かもしれないというものはあるんですが、本当にふんわりしているので言葉にするのが難しい」と話す。物語の根幹でありながら、あえて明確にしない余白が作品の魅力につながっている。
また本作で描かれる猫が勤めていたブラック企業の実態は「労基が入りそうなレベルかな」と教えてくれためりぃさん。長時間労働や残業代なしなど、めりぃさん自身が初めて勤めた会社で経験した「給与未払いや労基介入などが起こるレベル」のブラックさが一部反映されている。ただし「ガチなネタは漫画に描けないな…」と明かし、重すぎる体験には意図的に蓋をしている。
作中には多くの猫が登場するが、めりぃさんにとって特別なのは自身の愛猫たちである。「想いをすべて言葉にしたら愛猫たちに引かれるかもしれないくらい猫を愛してる」と語り、ペンネーム「めりぃ」も愛猫3匹からそれぞれ一文字ずつもらってつけたものだという。深い愛情が作品の温度を形づくっている。
今後については「未来はわからない」としつつ、「まだしばらくは猫を題材にした漫画を描いていきたい。猫はいくら描いても飽きない」と語るめりぃさん。猫は創作の可能性を広げてくれる存在であり、寄り添ってくれる存在でもあるようだ。
取材協力:清水めりぃ(@zatta_shimizu)
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