【ホラー】「キッチンに置いておきますね」えっ!宅配便の“置き配”が家の中!? 最後は「後ろ!後ろ!」と叫ばずにはいられない【作者に聞く】
東京ウォーカー(全国版)
「後ろ!後ろ!」と、思わず叫びたくなるような恐怖を描いた漫画がある。森本大百科(
@mdaihyakka
)さんの「留守番電話」は、何気ない日常の一場面から、じわじわと不穏な空気が広がっていく作品だ。大阪よしもとでピン芸人として活動する一方、漫画も手がける作者。今回は、作品に込めた恐怖や漫画を描き始めたきっかけ、現在の創作活動について話を聞いた。
二足のわらじで活躍中
森本大百科さんは、現在大阪よしもとに所属してピン芸人として活動している。以前は漫画「カバチタレ!」の東風孝広先生のアシスタントを務めた経験もあり、現在も「入ってはいけない研究室」をYouTubeで配信するなど、幅広い活動を続けている。
漫画を描くようになったきっかけは、「世にも奇妙な物語×少年ジャンプ+ presents 『奇妙』漫画賞」への応募だったという。そこで『炎上』という作品を描いたことが、漫画制作のスタートになった。さらに、作画を担当していた東風孝広先生と知り合ったことをきっかけに、自身も漫画を描こうと考えるようになり、「アシスタントで雇ってください」と先生に頼んだそうだ。
留守電に残った奇妙なメッセージ
今回紹介する「留守番電話」は、2021年にTwitterで公開された作品。鳥肌ものの密室ホラーだ。物語は、女性がスーパーから帰宅し、留守番電話のランプが点滅していることに気付くところから始まる。再生すると、宅配業者からのメッセージが残されていた。どうやら女性が買い物に出ている間に荷物が届いたらしい。本来なら、不在だったことを伝えて荷物を持ち帰るなどの案内がありそうなところ。しかし、電話の相手は「どうしましょうかねー」と、妙に呑気な口調で話している。
そして続くのが、「中身がお皿なので、キッチンに置いておきますねー」という一言だ。ここで一気に違和感が膨らむ。なぜ宅配業者が、留守中の家のキッチンに荷物を置けるのか。そもそも、家の中に入ったということなのか。読者の頭にもさまざまな疑問が浮かび、不穏な想像が広がっていく。
現在では、宅配業者が留守番電話に不在連絡を残すことはなくなったというが、以前は自宅にいるかどうかを確認する電話がかかってくることもあった。そんな身近な出来事をきっかけに、日常が恐怖へと変わっていく。
今どこ!?「見えない誰か」が掻き立てる恐怖
「持ち主の宅配物を勝手に見たのか?」「キッチンに置いておくって不法侵入では!?」など、読者の考察も止まらない。自宅は本来、外から切り離されたプライベートな空間。だからこそ、留守中に誰かが入り込んだ可能性を感じた瞬間、その安心感は一気に崩れてしまう。
作品の恐怖は、姿を見せない何者かの存在を想像させるところにある。宅配業者は今どこにいるのか。そして、女性の背後には何があるのか。最後には、まさに「後ろ!後ろ!」と声を上げたくなるような展開が待っている。
現在も森本大百科さんは漫画を構想しており、短編だけでなく長編にも挑戦したいと考えているという。芸人として活動しながら漫画制作も続ける作者が、次にどんな作品を生み出すのかにも注目したい。
取材協力:森本大百科(@mdaihyakka)
※記事内の価格は特に記載がない場合は税込み表示です。
製品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。
この記事の画像一覧(全6枚)
キーワード
テーマWalker
テーマ別特集をチェック
季節特集
季節を感じる人気のスポットやイベントを紹介
全国約1200カ所の紅葉スポットを見頃情報つきでご紹介!9月下旬からは紅葉名所の色付き情報を毎日更新でお届け。人気ランキングも要チェック!
おでかけ特集
今注目のスポットや話題のアクティビティ情報をお届け
キャンプ場、グランピングからBBQ、アスレチックまで!非日常体験を存分に堪能できるアウトドアスポットを紹介






