ユニクロで刺しゅうができるって知ってた?カフェや花、古着の販売も!意外なサービス&商品を紹介
東京ウォーカー(全国版)
刺しゅうやリペアのサービスに、おいしいコーヒーで一息つけるカフェ、花や古着の販売。全国にあるユニクロの一部店舗で、これらのサービスや商品が提供されていることを、ご存じだろうか。今回ウォーカープラス編集部では、“意外と知られていないユニクロのサービスや商品”をテーマに、東京・新宿の2店舗を取材。「服を売る」だけではない、ユニクロの多彩な魅力や取り組みを紹介しよう。
テンプレートは約100種類!刺しゅうで自分好みの1着に
初めに紹介するのは、ユニクロの商品を対象に、刺しゅうやリペアのサービスを提供する「RE.UNIQLO STUDIO」。ユニクロでは2001年から着なくなったフリースの回収、リサイクルを行うなど、サステナビリティへの取り組みに力を入れてきた。
刺しゅうサービスを実施する背景にあるのも「商品を長く大事にしてほしい」という想い。好みの刺しゅうを施した服やバッグは、自然と愛着が湧くもの。また、汚れてしまった部分を刺しゅうで隠せば、自分好みにリメイクできるだけでなく、長く着続けることもできる。
「RE.UNIQLO STUDIO」がスタートするきっかけになったのは、2021年にドイツの店舗で行っていた服のアップサイクルワークショップ。その後、リペアやカスタマイズのメニューを確立し、2022年に世界初の「RE.UNIQLO STUDIO」がロンドンにオープンした。日本では2022年10月、世田谷千歳台店に「RE.UNIQLO STUDIO」が初めて設けられ、2026年9月末現在、国内19店舗で展開されている(世田谷千歳台店はリニューアルのため一時閉店中)。今回の取材では、新宿本店を訪れた。
刺しゅうはテンプレートから選ぶ場合、イラスト刺しゅうが1カ所700円(キャラクター刺しゅうは1カ所1000円~)、文字刺しゅうが1カ所(縦4センチ×横10センチ以内)1000円。テンプレートは約100種類あり、なかには糸の色を選べるデザインもある。
ディズニーのキャラクター刺しゅうも多数用意されており、9月28日には「くまのプーさん」のデザインが新登場。「RE.UNIQLO STUDIO」がある18店舗のうち9店舗では、その土地ならではのご当地デザインを刺しゅうすることも可能だ。
広報担当者によると、犬や猫のデザインは定番で人気が高く、ワイシャツの袖口にイニシャルなどを入れるカスタマイズも好評とのこと。さらに「お花柄をさりげなくトップスやボトムスの裾などに入れたり、デニムにハートを好きな色で入れたりするのもおすすめです。単色の刺しゅうは21色から選べるので、同系色のお洋服に入れるのも上級者っぽい楽しみ方かもしれません」と教えてくれた。一方、インバウンド客には富士山などの日本モチーフが人気だという。
なお、テンプレート以外にオリジナル刺しゅうも7500円〜提供しており、ロゴやイラストを持ち込んだり、見本以外の文字を刺しゅうしたりすることもできる。
予約は必要?刺しゅうにおすすめの商品は?利用の流れも紹介
刺しゅうはユニクロ店舗で当日購入した商品だけでなく、過去に購入した商品にも入れることができるが、BABY商品、特別コレクション商品(Uniqlo U/UNIQLO:Cを除く)、コラボレーション商品、インナーは対象外。そのほか、厚手のアウター類や、薄く伸びやすい生地は刺しゅうができないため、これらの商品は避けるようにしよう。
ユニクロの担当者に、刺しゅうにおすすめの生地や商品を聞いてみたところ「コットンやスウェット、デニムなどは比較的刺しゅうがしやすいです。『ラウンドミニショルダーバッグ』は厚みのあるナイロン生地で刺しゅうにも適していますし、刺しゅうの取り入れやすさとしてもご好評いただいています」とのこと。
刺しゅうをはじめとした「RE.UNIQLO STUDIO」の各種サービスは、事前予約なしで利用可能。「RE.UNIQLO STUDIO」のカウンターにリペア・リメイクしたい商品を持ち込み、受付をしたら、メニューやサンプルを見ながらオーダー内容を決定。その際、スタッフから料金についても案内がある。刺しゅうのデザイン選びなどで悩んでいるときは、気軽に相談してみよう。
会計はセルフレジ非対応のため、スタッフがいるレジへ。仕上がり日以降、伝票を持って再び来店し、商品を受け取るという流れだ。なお、仕上がり日は店舗の注文状況やオーダー内容によって変化する。即日受け取れる場合もあれば、数日~1週間ほどかかることもある。
今回「RE.UNIQLO STUDIO」を取材するにあたり、編集部員が長く愛用していたフリースを持ち込み、胸元に猫の刺しゅうを入れてみた。完成したフリースは大満足の仕上がり。シンプルだった濃いネイビーのフリースに、猫の刺しゅうが施されたことでかわいさがプラスされ、愛着のある1着へと生まれ変わった。
なお、2026年10月17日(土)から11月8日(日)まで、「国際リペアデー」を記念した「リペアウィーク」を開催。「RE.UNIQLO STUDIO」がある国内20店舗(※キャンペーン開始時は18店舗。10月23日(金)に世田谷千歳台店がリニューアルオープンし合計19店舗、11月6日(金)にユニクロ 京都がオープンし合計20店舗)で、リペアに関するアンケートに回答すると、1000円未満の服のリペアメニューが1カ所無料(1000円以上のメニューの場合は500円割引)になるというお得なキャンペーンだ。イラスト刺繍も対象で、特に穴やシミができてしまった箇所に約100種類あるイラスト刺しゅうから好きなデザインを入れることができる。ぜひこのお得なタイミングで服のリペアを試してみてほしい。
ホットコーヒーは300円!ユニクロの“穴場カフェ”
取材で訪れたユニクロ 新宿本店は、ビルの1階から3階に広々とした売り場を構える超大型店舗。「RE.UNIQLO STUDIO」がある3階から2階へ下りると、フロアの一角に「UNIQLO COFFEE」のカフェスペースが広がっていた。2026年9月末現在、「UNIQLO COFFEE」は新宿本店のほかに、銀座店、TOKYO店、前橋南インター店にあり、年内にさらに2店舗増える予定だという。
「UNIQLO COFFEE」は2021年、ユニクロ 銀座店のリニューアルオープンを機にスタート。「広い売り場でのお買い物の途中に、ひと休みしていただきたい」という想いから誕生した。メニューの特徴は、お手頃価格の本格派コーヒーと地域を代表する菓子。新宿本店では1杯300円のホットコーヒーなどとともに、1901年創業の老舗・新宿中村屋の菓子を味わえる。菓子は新商品の「焼き大福餅」(250円)をはじめ、「月餅 小豆餡」「逸品カステラ」(ともに250円)がラインナップ。またTOKYO店では、銀座ウエストの菓子なども販売している。
新宿本店、TOKYO店、前橋南インター店で提供している「ドラフトアイスコーヒー」(350円)も特筆すべきメニュー。空気を含んだ細かい泡が特徴的なアイスコーヒーで、クリーミーでありながらすっきりした味わいを楽しめる。また、銀座店では希少なゲイシャ豆のコーヒーも販売するなど、随所にこだわりが光る。「UNIQLO COFFEE」のメニューは、日本人のみならずインバウンド客にも好評とのこと。「RE.UNIQLO STUDIO」でオーダーしたリペア・リメイク商品の受け取りを待つ間に、カフェを利用する人もいるそうだ。
1年を通じて均一価格!季節の花を気軽に楽しめる「UNIQLO FLOWER」
続いて紹介するのは「UNIQLO FLOWER」。新宿本店は店舗1階に花の販売スペースがあり、季節の花々が店頭に彩りを添えている。2026年9月末現在、「UNIQLO FLOWER」は全国25店舗で展開(※「UNIQLO FLOWER」取り扱い店舗の新宿西口店と京都河原町店は一時閉店中。新宿西口店は2026年秋にリニューアルオープン。京都河原町店は2026年11月6日(金)にリニューアルオープン)。
「UNIQLO FLOWER」はコロナ禍だった2020年に「花で日本を元気にしたい」という想いからスタート。そのほかにも、「ユニクロの販売力を活かして花の廃棄を減らす」「花を日常的に購入する客層を衣類の購入につなげる」といった狙いもあるそうだ。
「UNIQLO FLOWER」では「街中の花屋はちょっと入りにくい」という人にも気軽に花を購入してもらえるよう、わかりやすい価格設定になっている。一般的に母の日やお盆、年末年始などは花の価格が高くなる傾向にあるが、「UNIQLO FLOWER」は年間を通して均一価格なのが最大の特徴だ。「UNIQLO FLOWER」の担当者は「花イコール高いというイメージを覆したい」と話す。
切り花は全種類1束390円(3束以降は1束330円)とお手頃。自分で花を選んで作るブーケは5束まで選ぶことができ、加工代が300円。完成しているオリジナルブーケも1980円で販売している。さらに切り花だけでなく、鉢植えのミニコチョウランやサボテンなども扱っており、これらはすべて990円。花の種類は店舗や季節によって異なるが、新宿本店の場合、夏は30種類ほど、そのほかの季節は80種類ほどが店頭に並ぶという。
今ではレアなアイテムも!500円から購入できるユニクロの古着
新宿本店での取材を終え、次に向かったのは新宿三丁目店。2階へ続く階段を上がってすぐのところに、古着売り場が展開されている。前述のとおり、ユニクロでは2001年に着なくなった自社フリースの回収を開始。その後、2006年に回収対象を全商品へ拡大した。
全店舗に設置されている「RE.UNIQLO回収ボックス」に集まった衣類は、難民など服を必要とする人々への支援や、リサイクルに活用されるほか、古着としても販売している。古着の常設販売がスタートしたのは、2024年3月のこと。2026年9月末現在、新宿三丁目店のほか、天神店、前橋南インター店の3店舗で古着が販売されている。
回収された衣類は、独自の基準で選別されたのち、種類や素材に合わせて適切な方法で洗濯、検針をしたうえで店頭に並ぶ。広報担当者によると「ユニクロの古着は古着特有のにおいが気にならず、買いやすい」というユーザーの声も多いという。
古着の価格はTシャツが500円、シャツが790円〜、スウェットが790円、ボトムス990円、ニットが990円〜、アウターが1290円〜など。この時期は長袖シャツやスウェット、ニット、軽めのアウターなどが人気だという。
さらに、古着のフリースも秋冬の注目アイテム。広報担当者は「フリースは長年ユニクロを代表する商品の1つで、過去のさまざまな色や柄、デザインのフリースを探して楽しんでいただければと思います。フリース以外の古着商品も、新品商品にはない色やデザイン、機能を持った商品をお探しになる方も多いです」と話していた。
古着はもちろん、今回紹介したユニクロのサービスや商品は、いずれもリーズナブルな価格設定。気になるものがあった人は、気軽に利用してみてはいかが?
取材・文=水野梨香
※記事内に価格表示がある場合、特に注記等がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。
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