【ホラー】「子どもが溺れてる!!」温泉に沈む小さな手を助けようとしたら…!?怖がりの作者が描く怪談が怖い
東京ウォーカー(全国版)
疲れを癒やすため、山あいの温泉旅館を訪れたAさん。そこで見つけたのは、歩きながら温泉に浸かる「歩き湯」と呼ばれる風呂だった。何気なく湯に入ったAさんは、やがて水面から伸びる小さな手を目にする。子どもが溺れていると思い、助けようと手を掴んだAさんを待ち受けていたのは、想像を絶する恐怖だった——。
温泉から伸びていた、小さな手
山あいの温泉旅館を訪れたAさんは、「歩き湯」と呼ばれる風呂に入ることにする。歩きながら浸かれる風呂だが、大人のおなかほどまで湯に浸かるほど深く、Aさんが思っていた以上の深さだった。
そんな湯の中で、ふと小さな手が出ていることに気づく。子どもが溺れていると思ったAさんは、急いで助けに向かった。
ようやく小さな手を掴み、引き上げようとしたそのとき、Aさんは異変に気づく。腕から下は骨がむき出しになっていたのだ。次の瞬間、Aさんは凄まじい力で温泉の中へと引きずり込まれていく。小さな手の正体も、この温泉に隠された意外な事実も、まだAさんは知らなかった。
実際に浸かった「歩き風呂」
怪談漫画「歩き湯」を描いた色白ゆうじろう
(@mrwhiteblogger)
さんは、子どもの春休み期間に温泉旅行へ出かけた際、漫画に登場するような「歩き風呂」に浸かったことがきっかけで本作を思いついたという。
実際に浸かってみると、子どもが沈んでしまうほどの深さだったことから、恐ろしくなり、そこから怪談のアイデアが生まれた。日常の温泉で感じた「怖さ」が、もしも本当に怪異につながっていたら――。そんな発想から、何気ない温泉の風景が一転して恐怖の舞台へと変わる物語が生まれた。
怖がりなのに、惹かれ続けるホラーの世界
数年前からホラー漫画を描き、SNSを中心に短編作品を公開している色白ゆうじろうさん。独特の世界観で描かれる怪談には、続きが気になる作品も多い。作者自身がホラーに興味を持つようになったのは高校生のころ。スティーヴン・キングのホラー小説を読んだことがきっかけだったという。「私自身根っからの怖がりですが、ホラーの世界に惹かれ続けています」と話す色白ゆうじろうさん。怖いものが苦手だからこそ生まれる恐怖の感覚が、「歩き湯」のような短編怪談にも凝縮されている。
温泉で見つけた小さな手は、一体何だったのか——。身近な体験から生まれた怪談「歩き湯」の結末は、ぜひ本編で確かめてほしい。
■取材協力:色白ゆうじろう(@mrwhiteblogger)
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