【宮城】こだわり満載!自家製麺で選ぶ宮城のラーメン3選
東京ウォーカー
醤油、とんこつ、魚介などオリジナルスープに、独自の自家製麺をあわせるのが最強のコンビネーション。素材から選び香り、食感、味わいにこだわり、唯一無二のスープと麺で勝負する宮城のラーメン店3選はこれだ。
煮干しのインパクトと自家製太麺が主役

中華そば、つけ麺、汁なしの3種のメニューが味わえる利府の人気店「麺屋久兵衛」。それぞれのメニューに合わせてスープやタレを作る手の込みよう。風味豊かな自家製麺は、モチモチとした食感としなやかなコシに定評あり。小麦の香り広がる完成度の高い逸品だ。
自家製麺が自慢の味玉中華そば(842円)。煮干しの旨味を最大限引き出し、醤油の深みある味わいが堪能できる一品。加水率を抑えた平打ちの太麺と絶妙に絡む。大盛が無料なのもうれしい。

モッツァレラチーズ、メンマ、味の濃いチャーシュー、キムチなど個性豊かな具がのった人気メニュー、汁なし(832円)もおすすめ。特製の醤油ダレとの絡みも抜群で、チーズが全体をまろやかに調和させている。

木のぬくもりを感じる落ち着いた店内。スペースが広く、ゆったりとくつろげる。宮城県内屈指のラーメン激戦区として知られる利府街道沿いに建っていて、交差点にある看板が目印だ。
ブラックスープにも負けない小麦香る自家製麺

自家製麺を売りにする宮城野区東仙台の「麺屋 翔」。“他店にはないメニューを”と探究心の強い店主がイチ押しのメニューとして考案したのが東仙台ブラックラーメン(600円)だ。コクのあるたまり醤油で仕上げた黒いスープは、見た目とは裏腹に柔らかな旨味があふれる。
自家製麺に使っている小麦は宮城県登米産の「あおばの恋」。モッチリとした食感で極太麺に向いた小麦だ。東仙台ブラックラーメンの醤油と調和し、スープの旨味を引き立てている。


自家製麺のおいしさを知るのにうってつけのメニューが油そば(600円)。ラーメンより茹で時間が長く、モッチリ感が増していて、小麦の香りも強く感じられると好評だ。JR東北本線の東仙台駅前に位置するが、駐車場も十分に確保されていてアクセスしやすいラーメン店になっている。
香り豊かな極太麺が口中でプルンと躍る

「量多、平打、太麺、煮干し」と書かれたのれんが「自家製太麺 渡辺」の特徴を端的に表している。メニューはらー麺(680円)のみで、口の中でプリプリと躍る強いコシと縮れの自家製麺が秀逸。大中小3種類の煮干しを絶妙に組み合わせ、豚骨と鶏ガラをブレンドしたスープも完成度が高い。
鶏油の膜の下に、濃厚な煮干しダシ&動物系のコクたっぷりのスープが漂っている。縮れ麺は茹でる前に手もみし、ゴツゴツしたワイルドな食感を加えている。小麦の香りもよい。

国産小麦など4種の粉をブレンドし、味・香り・歯応えを微妙に調整した店主こだわりの自家製麺。手もみした極太麺は、小麦のおいしさが一段と楽しめる。

自家製麺にこだわる店名は店主の名字に由来する渡辺は、まさに自家製麺が主役。メニューは潔く1品のみ。煮干しの香り漂う店内で味わえる、至福の一杯を求め、連日多くの客が押し寄せている。
オリジナルの自家製麺にこだわる3店舗。それぞれ自慢の麺の味わいを十分に生かしたスープも個性豊かで、麺とスープがそれぞれの良さを引き立てている。【ラーメンウォーカー編集部】
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