極彩色の砂で描く観音砂曼荼羅を相田みつを美術館で公開！

落ち着いた空間で相田みつをの貴重な作品を鑑賞できる相田みつを美術館。膨大な時間をかけて自分の思いを言葉に凝縮し、納得がいくまで筆を取り独自の創作スタイルを探求し続けた相田みつをの作品に触れられる美術館だ。

詩に込められた言葉の魅力にゆっくり浸ることができる魅力的な同館では、4月28日(土)～5月6日(日)の期間中、もう一つ注目したい特別イベント「平和の祈り・観音砂曼荼羅の世界」が第2ホールで開催されている。

砂曼荼羅とは、本尊(仏)の浄土を極彩色の砂で描きあらわしたものだ。今回相田みつを美術館では、9日間にわたり観音様の砂曼荼羅を制作し、観音様への祈願法要を行う。そして、法要の最終日の6日16:00〜は、砂曼荼羅を一気に壊して破壇の儀式へ。儀式後には、お加持した砂を参列者全員にお守りとして配布する予定だ。

今回、3年ぶりにダライ・ラマ法王日本代表部事務所が主宰し、ダライ・ラマ法王の長寿と命あるものすべての幸せと平和を願い、南インドのセラ寺より12名の僧侶を招聘。仮面舞踊(チャム)、声明(ドンパ)、僧院の経典に基づくチベット式占い、瞑想の解説と実践、講演会など、本物のチベット伝統文化を体感することができるイベントになっている。【東京ウォーカー】

東京ウォーカー編集部