同情厳禁「私たち十分被害者」暴行炎上の17歳と母→夜逃げ屋が突き放した“自業自得”
東京ウォーカー(全国版)
DV被害などに遭う依頼者を夜逃げさせた実話を基に描かれた人気漫画『夜逃げ屋日記』(宮野シンイチ(@Chameleon_0219))。今回は、佐藤リョウタさん(17)と母親のリョウコさん(43)からの依頼だ。夫と娘を含めた一家4人での夜逃げを希望するリョウタさんは、「ネットで誹謗中傷されてて」と気まずそうに打ち明ける。夜逃げ屋の社長が心当たりを尋ねても黙り込む2人。見かねた社長がスマホで見せたのは、リョウタさんたちが1人の少年に暴力を振るう動画であった。
ネットで炎上する家族からの夜逃げ依頼
動画を見たリョウコさんは「息子のしたことは最低だと思います。ですが私たちは依頼者です」と開き直る。加害者側の立ち位置でありながら、夜逃げ屋による救済を当然のように要求する姿がそこにあった。
断る理由は3つ!夜逃げ屋社長が下した冷酷な判断
しかし、社長は依頼をきっぱりと断った。理由は3つだ。スタッフのプライバシーが確保できないこと、身バレのリスクが高く移転先で失敗する可能性が大きいこと、そして彼らがいじめの加害者であることである。夜逃げ屋はあくまで「被害者」を助ける組織なのだ。納得できないリョウコさんは、毎晩家に石を投げられる惨状を挙げ、「私たち十分被害者でしょ?」と涙ながらに訴えた。
加害者であり被害者でもある…複雑な現場と作者の思い
社長は「確かにその辺は気の毒に思うよ」と理解を示しつつも、「警察や弁護士に頼んでくれ」と突き放し、親子は去るしかなかった。いじめの加害者でありながら被害者ぶる母親について、作者の宮野さんは「行き過ぎた誹謗中傷や嫌がらせによる被害者の側面は確かにありますし、そこは気の毒に思います。ただ、社長が語っているように夜逃げ屋の仕事ではないというのが正直な感想ではあります」と語る。夜逃げ屋のリアルな現場に迫る本作を、ぜひ一度読んでほしい。
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