子供を連れてのドラマ撮影に安藤サクラ「18歳役も楽しみたい!」 NHK朝ドラ「まんぷく」クランクイン
関西ウォーカー
NHK平成30年度後期連続テレビ小説「まんぷく」が、5月1日、クランクイン。NHK大阪放送局で撮影が開始され、これに合わせて記者会見が行われた。

連続テレビ小説99作目となる「まんぷく」は、世界の食文化に革命を起こしたインスタントラーメンを生みだした夫婦の物語を描く。ヒロインの今井福子を演じるのは安藤サクラ。夫となる立花萬平には長谷川博己が扮する。
撮影はヒロイン福子の実家である大阪の今井家のシーンからスタート。舞台は昭和13年の春。大阪は東京をもしのぐ繁栄を享受していた時代だ。物語開始直後の場面で、長女・咲(内田有紀)の結婚が決まり、母・鈴(松坂慶子)が仏壇に報告するシーンや次女・克子(松下奈緒)、福子らに「堅実な人生を歩んでほしい」と話すシーン、鈴や咲、福子らの夕食の場面などが撮影された。
撮影後、出演者が記者会見を行い、意気込みなどを語った。

主役の安藤サクラは「ついに始まったという感じ。居心地のいい家と、ずっと笑っていられるような家族がいて、これからが楽しみ。でも(最初のシーンで演じる)18歳という年齢がちょっと不安。正直に言いますが、私は32歳の子持ちです。悪あがきしても仕方ないし、なかなかできない経験なので18歳を楽しみたいと思います」と報道陣の笑いを誘った。ヒロインの子供時代がない連続テレビ小説は珍しいうえ、ママさんヒロインは史上初。
NHK大阪放送局では局内にキッズスペースを設置し、出演者や職員などが子供を預けられるように対応している。安藤は「できるだけ子供と一緒の時間を持ちたい」とし、撮影中は子供と大阪で2人暮らしをし、キッズスペースに子供を預けて撮影に臨む予定だという。

すでに「ゲゲゲの女房」で朝ドラのヒロイン経験がある松下は、台本に付箋を貼って今週分、翌週分と覚えたところを付箋をはずしていってモチベーションをあげたという話を安藤に伝えるなど、安藤からの細かい質問にもアドバイスしたという。松下は1週目から妊婦役や4児の母役などを演じ「これからどんな人生が始まるのか楽しみ。朝15分という短い中に濃い話が詰まっている。心の中まで“まんぷく”になれるような朝をお届けできたら」と意気込む。

早くに亡くなった父に代わって貴金属店で働き、家族を支える咲を演じる内田有紀は「ステキな家族一丸となって、さわやかで笑えるドラマになると思う。精いっぱい頑張るのでよろしくお願いします」と笑顔を見せた。

洋服姿の娘たちに対し、母役の松坂慶子は紫の和服で貫録を見せる。「しっかり者の娘たちで、安心しています。この大阪の温かい、元気な雰囲気に助けてもらえたら。ちょうど勢いのある時代の大阪が舞台なので、私もいつもの1.5倍の速さで頑張ります」と最後を締めくくった。
「まんぷく」は2018年10月1日(月)から放送開始予定。
鳴川和代
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