福岡の炭坑町を舞台にした映画「信さん・炭坑町のセレナーデ」主演の小雪が来福!

九州ウォーカー

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小雪が主演を務め、昭和中期の九州の炭坑町を舞台にした骨太なヒューマンドラマとして注目を集める映画「信さん・炭坑町のセレナーデ」が、5/15(土)より福岡で先行上映される。

「愛を乞うひと」で多くの映画賞を受賞し、リアルな人間描写に定評がある福岡県出身の平山秀幸監督が、盟友である劇作家・鄭義信と再びタッグを組み、同郷である辻内智貴の原作をもとに、福岡市・田川市・大牟田市・志免町をはじめオールロケーションを敢行、エネルギーあふれる群像劇を作り上げた。主なキャストとして、主人公の美智代に「ALWAYS 三丁目の夕日」「カムイ外伝」と人気作への出演が続く小雪、息子・守に「砂時計」で注目を集め若者の輝きあふれる池松壮亮、美智代に恋する信さんに、「ROOKIES-卒業-」をはじめ、近年怒濤の出演作で実力を積む石田卓也などが名前を連ねている。3月主人公の美智代を務める小雪が福岡に来福。公開を控えての心境を直撃した。

―今回、初めての母親役となりますが、どのような演技を心がけていましたか?

「主人公である美智代が、炭坑町に出戻ってきたあと、どう生きるかという目線で作品が描かれています。私自身は母親ではないのですが、平山監督は役をどう捉え、どう演じるかという自主性を大事にしてくれました」

―撮影中、印象に残ったことはありますか?

「今回は福岡を中心にロケを行ったんですが、たくさんのエキストラの方々にご協力いただきました。エキストラの家族の方も撮影見学にやってきて気軽に話しかけてくれました。すごく和やかな現場で、地域の人々とふれあいながら方言を勉強することができました」

―炭坑町の雰囲気はどうでしたか?

「景観がすばらしかった。いまだに昭和の面影を残していて、セットでは作れないかけがえのない雰囲気の中で映画が作れて幸せでした」

九州各地、数百人を超すオーディションから選ばれた子役たち、地元住民が参加したエキストラも加わり、骨太なヒューマンドラマが誕生した。

―主人公の美智代はどんな女性でしょうか?

「私が演じた美智代は、いろんな出来事に対しての受け入れ方がすごく明るい女性です。信さんに対しても1人の人間として接していたからこそ、信さんも美智代に惹かれたのかもしれませんね」

―この映画の魅力を最後に教えてください

「昭和30年代の炭坑町では、誰もがさまざまな覚悟を抱いて生きていました。そして、時代の流れに翻弄されていた。でも、誰もが明るく生きていた。そんな人々の生き様が見える映画です。ぜひ九州のいろんな世代の方に見てほしいです」

【福岡ウォーカー/山田晃裕】

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