連載「関西カレー人(びと)に聞く」第3回:「カレーEXPO」主催のシティライフ 尾浴編集長インタビュー 西日本最大のカレーの祭典はどのように生まれたのか?

2018年5月15日 20:25更新

関西ウォーカー エフィール

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関西は今、カレーブームが到来している。そのカレーブームを支えるキーマンにインタビューする「関西カレー人(びと)に聞く!」連載第3回。今回は、今年で5年目を迎える、カレーイベント「カレーEXPO」が今年も5/3(祝)〜6(日)に万博公園で開催され、例年同様大きな盛り上がりを見せた。この西日本最大のカレーの祭典となったこのイベントを主催する、シティライフ編集長・尾浴(おさこ)芳久編集長に、イベントをはじめたきっかけや、カレーイベントの魅力を語ってもらった。

シティライフ 尾浴(おさこ)芳久編集長

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◆カレーEXPOを始めたきっかけを教えてください。

「初めたのは、2016年の3月からです。もともと「ラーメンEXPO」というイベントをやっていたので、そのカレー版ができないかなと。個人的もカレーが好きなんですよ(笑)。そこで、ある地方のカレーイベントを勉強しに行ったんです。でも、昼ごろには、もう売り切れていた。どうやら思った以上にお客さんが来たみたいで、本部がお客さんに怒られていたくらいです。そのイベントは地元のカレー店だけだったんですけど、やっぱりみんなカレーが好きなんだな、ということで始めることになりました。まず売り切れを出さないため、最初からなんとか30店に出店していただきました」

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◆1回目を開催して、反響はどうでしたか?

「土・日・月の3日間の開催で、土曜日は小雨が降っていたのでそこまで混雑しなかったのですが、日曜日と月曜日は14時30分頃に売り切れてしまったんです…。会場は大パニックで、各お店の残数をカウントして、並んでいる人に『ここから先は売り切れになります』とか謝りながらやってたのですが、わざわざ高速に乗って来た人もいたし、万博の入場料や交通費もかかるしで楽しみにされていた方から、色々とお叱りを受けました。たこ焼きを食べていた爪楊枝で腕を刺されそうになったスタッフもいたとかいなかったとか(笑)」

◆売り切れないように準備したけども、その予想を更に上回って来たと。

「そうなんです。最初各店には300杯分作って欲しいとお願いしていたんです。イベントではハーフサイズで提供するので、実質は150食分なのですが、お店によっては1日に50杯準備するのが精一杯のところもありました。そうなると、普段の3倍の量。売れるかどうかわからないイベントの為に作っていいものか、と難色を示していた店もありました。でも、絶対に売れるからと自信があったので、結局、キャパの問題で300食分を用意できないお店が結構あったんです。チケットの行列は100mくらいあって、みんな、想像以上の人の多さに驚いていましたね」

◆2回目からは改善されましたか?

お店で食べるカレーもいいけど、青空の下で食べるカレーはまた格別!

「もちろんです。各お店には1日最低500杯分は用意してもらうようにお願いして、出展数も40店に増やしました。そしたら土曜日は2万4,000杯、日曜日には2万8,000杯の提供ができました。ライスはこちらで用意して提供するのですが、予想以上の来園者でライスも底がみえて、ギリギリセーフという状態でお腹が痛くなるほど焦りました(笑)。この2回目では、万博公園の入場制限がかかり、さらにチケットブースで400mの行列、ライスやカレー店で並ばせてしまい、反省点が多く残りました。今はかなり改善できていると思いますけど」

◆カレーに加えてスイーツのお店も一緒に出店していますよね?

カレーを食べたら甘いものを・・・SWEETS EXPOも同時開催!

「『辛いのを食べたら甘いのも食べたくなるよね』ていう話で、2回目からスイーツEXPOも同時に開催したんです。そしたら好評で。第5回目の今年もカレーとスイーツを同時開催しました。それと、今年は東京で人気のカレーパンサミットも初開催しましたね。毎日3,000個のカレーパンが集まりましたが、これも連日売り切れで大好評でした。やはり、大阪はスパイスカレー人気もあって、カレーやスパイスが注目されているので、まだまだカレーは熱いですね。今後も、いろいろな企画を考えながら、イベントを盛り上げていきたいと思います」

(終わり)

<シティライフ 尾浴芳久編集長プロフィール>

株式会社シティライフの取締役。北摂のフリーペーパー「シティライフ」の編集長を務め、17年11月には別冊として「北摂グルメ」を発行。カレーブームの兆しを市場やく感じ取り「カレーEXPO」を主催。第1回は30店舗、第2回は40店舗と出展数を増やしつつ半年に1回のペースでイベントを手がけてきた。

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