上坂すみれがロシア語を学んだきっかけとは?杉山潔プロデューサー「ガールズ&パンツァーWalker2」SP対談

2018年5月11日 18:12更新

東京ウォーカー(全国版) 東京ウォーカー編集部

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「ガールズ&パンツァー」の大洗女子学園の“ぴよたん”、そしてプラウダ高校の“ノンナ”を演じる上坂すみれさんと、ガルパンプロデューサーの杉山潔氏が、ロシア・ソ連とガルパンの魅力を語りつくす!

【左】上坂すみれ/【右】杉山潔
(c)GIRLS und PANZER Finale Projekt

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ノンナさんの"かぶれ感"に親近感が湧きました

――まずは、上坂さんがノンナ役を演じることになった経緯を教えてもらえますか。

上坂:最初はあんこうチームのオーディションを受けて、その時は(役が)決まらなかったんですが、あとで「ロシアのキャラがいる」というお話を聞いて…。その結果ノンナ役に選んでいただきました。

杉山:ロシア語に堪能な声優さんがいらっしゃるとうかがい、”それならぜひ!”という流れでした。

上坂:履歴書に【特技・ロシア語】と書いたものの、「ロシア語を使うアニメキャラっているのかな?」と思っていたので、こんなに早く出会えるとは…(笑)。ノンナさんはロシア人でなく”ロシアかぶれの日本人”というところがすごく私に合ったキャラクターで、とても親近感が湧きました。

――上坂さんのセリフを初めて聞いた時、杉山さんはどのように感じましたか?

杉山:そもそもロシア語が分からないので文句のつけようが(笑)。とはいえ、堪能であろうことは、しゃべり方で何となくわかるじゃないですか。ただ、”この人は、どうしてロシア語を覚えたんだろう?”とは思いました(笑)。もとからロシアというか、ソ連がお好きだったんですよね?

上坂:そうです!

杉山:共産主義時代のソ連に、しかも女性の方が興味を持ったというのはちょっと意外ですよね。我々の世代は長い冷戦時代を体験してきているせいで”ソ連はなんとなく怖い国”という印象を抱いていますから。

上坂:あ、それはその通りで…。”ソ連は怖い国”で正解です(笑)。

杉山:怖くてもいいんだ(笑)。でも、その”怖い国”をなぜ大学で勉強する気になったのかには、すごく興味があります。

上坂:ロシアって、ロシアにしかないものがいっぱいあるんです。特にソ連の歴史は不思議な点が多くて、あんなに大きな国土を持っているのに74年間も共産主義体勢を維持してみせて、戦争もわりと強かったという。無茶苦茶なものを成立させるスゴさがある国だったんです。そのおかげでしょうか、作られた戦車もすごく個性豊かなものになりました。最近は2次元界でもロシアに関係するキャラクターをよく見かけるようになった気がしますね。

杉山:2次元界で?

上坂:ファンの方からいただいたお手紙のなかにも、”ノンナさんでロシアに憧れて、第2外国語はロシア語を専攻することにしました”という茨の道を歩み始める人がいらっしゃいまして…(笑)。ロシア語の世界に自らおいでなさる方が増えたので、ノンナさんには感謝ですね。

【写真を見る】上坂すみれ:自他共に認めるロシア・ソビエト連邦好きで、大学ではロシア語を専攻。「ガルパン」では大洗女子学園のぴよたん、プラウダ高校のノンナを演じる

ロシア語を覚えて”闇の力”を手に入れる!?

杉山:そもそも上坂さんは何を求めてロシア語を学んだんですか?

上坂:ロシア語がわからないとソ連のことがわからないからです。私はソ連が崩壊する1週間前に生まれたので、”前世ソ連人説”を信じているんですけど。「私の血が求めるんだな」ってわりと本気で思っています(笑)。ほかの言語は全然頭に入らないんですが、ロシア語はなぜか覚えられましたし。あとロシア語って、言語のなかでは最も”闇属性”じゃないですか?

杉山:というと…?

上坂:ヨーロッパ言語のなかだとラテン語は”光属性”でロシア語は”闇属性”。それを覚えて”闇の力を手に入れたい”っていう思いもありました。でも、先に興味を持ったのはやっぱりソ連の文化で、その延長でロシア語も覚えた感じです。ロシア人の”大真面目にやった結果おもしろい”みたいな文化がすごく好きなんです。

バンダイナムコアーツ(旧バンダイビジュアル)所属の映像プロデューサー。アニメのほか、航空・軍事関係の実写映像作品を主に手がけ、無類の航空機愛好家としても知られる

ガルパントークを通してロシアに対する想いを語ってくれた上坂さんに、杉山プロデューサーや取材スタッフも興味津々の対談となった。

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