ひょっとこの被り面で変装も!?浅草の職人技「江戸デザイン」をご紹介!

東京ウォーカー(全国版)

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雷門を抜けると広がる、仲見世や浅草寺のにぎわい。江戸時代にはすでに繁華街として栄えていたこの界隈は、いまも伝統を受け継ぐ職人の店が多い。手ぬぐいや江戸玩具…と、江戸ならではの洒落が聞いた粋なアイテムに、思わずクスリと笑ってしまうほど。これから紹介する、職人メイドの「江戸デザイン」がいっぱい揃う街「浅草」の魅力を堪能してみて!

■「江戸趣味小玩具 助六」

遊び心がつまった手のひらサイズの江戸玩具が超おもしろい! 雷門を抜けて徒歩1分。江戸時代の贅沢禁止令により、職人が小さくて精巧なものを競って作ったのがきっかけでうまれた小玩具を、今に伝える唯一のお店「江戸趣味小玩具 助六」。昔から神霊が宿り、鳴らすと魔除けの力があると言われる三社祭土鈴のついた「提灯」や、災厄から身を守る力がある「赤」と「フクロウ(不苦労)」を合わせた「起き上がりこぼし」など、遊び心満載の江戸玩具が勢揃い。少しのズレも許さない、手のひらサイズの玩具を作り上げる職人技も、ぜひチェックしよう!

■「雷門 三定」

日本最古店の天ぷらを江戸前流にかぶりつこう! 1837年創業、7代目の店主が営む天ぷらの老舗「雷門 三定」。3サイズある名物「かき揚げ」(790円〜)など、天ぷらの揚げ油にはゴマ油を使用。江戸前らしい豊かなゴマの風味と軽い口当たりを両立した、ドカ食い必至の浅草名物。秘伝のタレにくぐらせた大ぶりのエビ2本とハゼ、かき揚げ天ぷらがのっていて、なんとも贅沢だ。おなかも気持ちもいっぱいになること間違いなし!

■「染絵てぬぐい ふじ屋」

手ぬぐいいっぱいに描かれた通常の和柄にはない古典柄は、まるで絵画のよう! 3代にわたってオリジナルデザインの手ぬぐいを作り続ける専門店「染絵てぬぐい ふじ屋」。江戸時代に人気絵師「山東京伝」が開催した展覧会「手ぬぐい合わせ」で描かれた25種類の古典柄を、両面を染める伝統技法「注染」で現在に復刻した、こだわりのお店。江戸時代に顔をおおってひょっとこにして遊んだという「被り面」や、鯛が大きくのった「めで鯛」という手ぬぐいなど、見ているだけで楽しめるものばかり。通常の和柄にはない斬新な図柄も必見だ!

他にも、せんべいやもなか、人形焼など、昔ながらの和菓子もいっぱい。「絵師や彫師が腕を振るう伝統」と、「こだわりのまつり用品」のふたつが合わさった浅草。疲れた心を癒やすために浅草を訪れて、散歩がてら立ち寄ってみては?【詳細は東京ウォーカー5/12発売号に掲載】

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