ケツメイシ×餃子の王将コラボ｢仲間定食｣の気になる中身は？

飲食チェーン店「餃子の王将」と、男性4人の歌手グループ・ケツメイシがコラボした、「仲間定食」が5月17日から55店舗で発売される。各店舗が“仲間”をイメージして作った店舗独自のこだわりの味が展開。中でも、メンバーらが実際に通ったという下北沢店の「仲間定食」は、その味・ボリュームと共に、注目の一品だ。

下北沢店の「仲間定食」は、大皿に麻婆丼と大きなチキンカツ、サラダが乗った大迫力のメニュー。さらにギョーザとスープ付きで、なんと890円で販売される。「ミュージシャンの卵や、役者を始めた方など、お金をあまり持っていない人でも、仲間と分けて食べて楽しくなるようなメニューにしました」と、同店の落合店長が語るように、役者やミュージシャンを目指す若者が多く集まる下北沢という街の特徴を感じさせるメニューになった。

記者が実際に食べたところ、大皿にたっぷり盛られた麻婆豆腐は辛めで、食欲をそそる味。サクサクのチキンカツは、この「仲間定食」のために作られたオリジナルメニューで、店内で作った揚げたてが食べられる。アツアツの衣とジューシーなチキン、添えられたタルタルソースでいくらでも食べられそうだ。これに同店の人気メニュー・ギョーザを加えた定食は、男性でも満足度の高い味と量だ。

そもそもこのコラボ飯、ケツメイシが5月12日にリリースしたシングル楽曲「仲間」に由来したもの。「ケツメイシのメンバーの皆さんが、売れない時から下北沢店に通って下さったようで、今回のコラボに繋がりました」と話すのは、経営企画部の庄司さんだ。

店頭には、ケツメイシが実際に通ったという下北沢店で撮影したポスターが、店内には楽曲が流れ、ファンでなくてもアツい気持ちになりそう。また、この下北沢店では、メンバーが長居をしたり、楽曲を作ったこともある、思い出の地だそう。人気者の彼らの初期を支えた味として、ファンにも必見だ。

「ケツメイシも餃子の王将も、大衆に支持されているイメージ。例えばチキンカツは、“チキン(臆病風)な自分に克つ”という意味を持たせて選んでいます。仲間とワイワイ食べてほしいですね」と落合店長。同定食は直営店55店それぞれが考案したメニューのため、内容が異なりいろいろな味が楽しめる。例えば渋谷店では、大盛五目あんかけ焼そば・カニ玉・ギョーザ2人前・鶏のからあげ4個にスープ人数分が付いて1480円と分け合えるメニューだ。人気の王将とミュージシャンの初コラボ、仲間と語らいながら、食べてみて！【東京ウォーカー】