暑い夏に食べたい!本場マレーシアの絶品麺「コンカリーミン」

東京ウォーカー

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今年の夏は例年以上の猛暑!? そう聞くだけでげんなりしてしまうが、いやこれは、今人気のアジア麺を存分に食べる絶好の機会かもしれない。そこで超猛暑到来の夏ならなおさら試してほしいのが、日本ではあまりなじみのない、カレーソースがのった汁なしヌードル「コンカリーミン」(900円)。荻窪で人気の本格中華系マレーシア料理専門店「馬来風光美食(まらいふうこうびしょく)」で食べることのできる逸品だ。

今年で開店18周年の馬来風光美食はJR荻窪駅から徒歩約5分。地上の入口がややわかりづらいので要注意。階段を降りるとマレーシア国旗が見える


「コンカリーミンは中華系マレーシア料理ではとてもメジャーなメニュー。太麺でスープがないというのが特徴です。麺は日本で手に入る中華太麺を使っています。たまにビーフンやライスヌードルとミックスすることも。それもおいしいですよ」。そう話すのは、マレーシア第3の都市・イポー出身のオーナーシェフ、エレンさん。

【写真を見る】「コンカリーミン」(900円)は中華系料理のため、マレーシアでも中国人街にしかない。トッピングのミントはお好みでパクチーに変更可


濃厚な“焼きそば系”の食感がクセになる


中国醤油の濃厚な味とゴマ油の香りが効いた麺は、もうそれだけで食が進むおいしさ。麺の下に敷かれたモヤシやココナッツミルクを使用したチキン入りのカレーソースを混ぜて食べれば、さらにその味わいが深まる。夏祭やフェスで食べたくなるようなガッツリ系焼きそばといった趣もあり、こ、これは一瞬で虜になってしまう。

「麺自体にも、カレーにもそれぞれしっかり味が付いているから、とにかく濃厚。でも、とってもまろやかですよ。だから、夏場に特に人気。汁なしというのが暑い時期には喜ばれるみたい」(エレンさん)。

コンカリーミンの中華麺の味付けに使われている中国醤油。なめらかでまろやかな甘味が特徴。中国醤油を入れることでコクが出る


ココナッツミルクをたっぷり使っているため、ほんのりピリ辛でも、味はとてもまろやかで食べやすい


屋根のある屋台のような空間が心地よい


カウンター5席、テーブル席が2つの全13席の店内。メディアの影響もあり、最近はさらに人気なので要予約。予約したらドタキャンはなしで!


13席のみの小さな店内では、毎日エレンさんとお客さんの楽しい会話が絶え間なく響き渡る。メニューはあってないようなもので、オーダーもエレンさんとのやりとりの中で決めるというお客さんも少なくない。この日いただいたコンカリーミンのトッピングは香りさわやかなミントだったが、好みに応じてパクチーに変更できるそう。気軽にお試しあれ。

「コンカリーミン」辛さ度:★★/パクチー度:ゼロ(お好みで対応可) ※度数は5つが最高。取材時のライター個人の感想による

取材・文=坪内アユミ、撮影=三佐和隆士

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