家に居場所がない!?“自宅難民”化したお父さんたちの実態調査
東京ウォーカー(全国版)
6月の第3日曜日、今年は6月20日が“父の日”だ。いつも家族のために頑張ってくれているお父さんに感謝するそんな日を前に、アイシェアが40〜50代の男性(既婚/子持ち/年収300万以上)450人を対象とした「自宅でのライフスタイルに関するインターネット調査」を実施。自宅で自分の時間や場所を持てない“自宅難民”と化したお父さんたちの悲しい実態が明らかになった。
■お父さんの2人に1人は、自分の時間・場所を持てない“自宅難民”
「平日、仕事から自宅に帰った時にお父さんが感じること」を調査したところ、全体の52.2%の人が「1人になれる場所がない」「家族とのコミュニケーションがうまくいかない」など、自宅での過ごし方に何らかの不満を感じていると回答。お父さんの2人に1人が、安らぎの場所であるはずの“自宅”でくつろぐことができないことが分かった。
具体的な要因を挙げてもらうと、「自分の趣味を楽しむ時間がない(57.0%)」が約6割を占め、ダントツ1位に。以下、2位「1人になれる時間・場所がない(40.4%)」、3位「見たい番組が見られない(31.9%)」、4位「妻や子どもがうるさい(26.4%)」、5位「自宅に居場所がない(19.6%)」という理由が上位を占めたほか、「帰宅しても夕飯がない(4.7%)」といった回答も。やはり、日ごろからないがしろにされているお父さんが少なからずいるようだ。
■自宅難民化したお父さんほど「1人になりたい」?
自宅での過ごし方に不満を感じているとはいえ、お父さん自身は家族と過ごす時間が欲しいと思っているのだろうか。「自宅にいる時に一緒に過ごしたい人」と聞いてみると、なんと、自宅難民の約4割に当たる39.6%が「1人でいたい」と回答。次いで、「家族全員(35.7%)」「子ども(14.5%)」「妻(9.8%)」という結果になった。
一方、家族とうまくコミュニケーションが取れている“非自宅難民”に同じ質問をしたところ、1位は「家族全員(59.1%)」で、「1人でいたい」という人は18.1%と、少数派。双方を比較すると実に倍の差があり、自宅難民ほど「1人の時間が欲しい」と思っていることが判明した。
■“自宅難民”は“テレビ難民”? 7割のお父さんは自宅でインターネットをして過ごす
「居場所がない…」と嘆くお父さんたちは、自宅でどのように過ごしているのだろう。ズバリ、「自宅でどのように過ごしているか」質問してみると、「インターネット」が最も多く、74.0%。次いで、「テレビ番組視聴(49.8%)」「録画した番組の視聴(45.1%)」「DVDなどによる映画鑑賞(35.3%)」がランクインした。
ちなみに「テレビを自由に見られる時間帯」を尋ねると、「深夜(23〜3時)」が最も多く、56.1%。半数以上のお父さんが“妻や子どもが寝た後”の深夜23時以降の時間帯しか、自由にテレビを見られないことが分かった。
毎日仕事で頑張っているのに「居場所がない」「1人でいたい」「テレビも自由に見られない」“自宅難民”のお父さんたち。父の日くらい、労ってあげてみてはいかがでしょう。【東京ウォーカー】
<調査概要> 調査期間:2010年5月6日〜7日 ○調査テーマ:自宅でのライフスタイルに関する調査 ○調査対象:40代〜50代の男性(既婚/子持ち/年収300万円以上) 調査地域:東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県在住 ○調査方法:インターネットによるアンケート調査 ○サンプル数:450人
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