圧倒的な音響設備!チネチッタ「LIVE ZOUND」で非日常の映画体験
東京ウォーカー(全国版)
話題作が次々と上映される映画館。「映画をより良い環境で観たい」という観客のニーズや、一方で動画配信サービスの登場により映画館で映画を観る習慣が薄れつつある状況を受け、映画鑑賞に“特別な体験”を付加価値として提供するよう、映画館が進化している。
その中の一つが、創業1987年の老舗映画館チネチッタ(川崎市)の「LIVE ZOUND(ライブ ザウンド)」だ。メイン劇場ともいえるCINE8でのみ味わうことができる。

LIVE ZOUNDは、チネチッタと同系列会社のライブホール「CLUB CITTA'(クラブチッタ)」が機材の選定を手がけ、その音響担当者が創り上げる音響空間。最大の特徴は、全身を包み込む弩級の重低音から、雪の舞う音も逃さない広音域の質の高さにある。音が耳に優しく届くだけではなく、劇場内の空気を時に激しく、時に微細に振動させ、それが会場全体の微かな揺れや、音圧として観客の身体にも感じられるという。

今回このLIVE ZOUNDを、記者が体験。CINE8でマーベルの超話題作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』を鑑賞し、その音響効果を確かめることに。

映画が始まって驚いたのは、音がスクリーンに近い前の席だけでなく、劇場全体にくまなく響き渡ること。ヒーローたちの声や台詞まわしもクリアに聞こえる。

地鳴りや破壊音、轟音が体の芯まで伝わってきてまさに迫力満点。戦闘シーンの高揚感や恐怖感も一際高まった。
アベンジャーズの非日常的な世界にのめり込み、感動が倍増!すっかりシビれてしまった。


このサウンド作りの秘密は、国際的な音響設備メーカー「d&b audiotecnik社」の機材にある。中でもカギとなるのが、スクリーンの両脇に設置されたラインアレイ・スピーカー。業界でもワールドクラスの3ウェイスピーカーで、繊細なオーディオ性能と全体に澄み渡る均一な音声特性、ダイナミックなレンジ、圧倒的なパワーを放出する。

またLIVE ZOUNDでは、アクションやSF映画に限らず、アニメならアニメ、ミュージカルならミュージカルと、ジャンルに合わせて音を調節しているので、単なる爆音のように聞き苦しいものではない。とことん音響にこだわったシステムなのだ。


広報担当者によると、これからは6月1日公開の『デッドプール2』と、『バーフバリ 王の凱旋<完全版>』がオススメという。「自分もLIVE ZOUNDで非日常体験をしてみたい!」という人は、ぜひチネチッタに足を運んでみてほしい。
セキノユリカ
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