日本画の歴史を感じる「再興第102回 院展」開催
東京ウォーカー(全国版)
2018年5月12日(土)から6月3日(日)までの約1ヶ月間、島根県江津市にある今井美術館にて「再興第102回 院展」が開催されている。

1914年以来続く日本美術院による日本画の公募展「再興院展」。毎年9月の東京展を皮切りに全国を巡回。本展では日本美術院同人作品をはじめ院展入選作品など67点を一堂に展示。
中でも注目は内閣総理大臣賞を受賞した小田野尚之氏の「小さな駅」。利用者の減少などで2018年3月末に全線廃線になったJR三江線の鹿賀駅を描いたもので、残雪の中に見える一本の線路と駅を繊細に描写、廃線の寂しさを浮かび上がらせている。歴史と伝統の中で多様な変化をみせる現代日本画の魅力を堪能できる。
開催中は無休となっており、カフェの出店などもある。
担当者は「自然に囲まれた小さな美術館で開催される再興院展は全国的にも珍しいことです。美しい自然の中で最高峰の現代日本画を是非ご鑑賞ください。」と来場を呼びかけている。

入館料 一般 1200円 学生および18歳未満無料、障害者手帳保持者無料。開催時間は10時~16時。今井美術館は、車で旭I.Cより県道329号線と県道41号線経由で約30分、石見交通バス停「川戸」(旧JR川戸駅)から徒歩約10分となっている。
ウォーカープラス編集部
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