3種のチャーシューがのり1杯600円! 福岡“トリニボ”最前線「KOMUGI」

九州ウォーカー

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トリニボ(600円)。鶏と煮干しの中華そば。トリハム、豚バラ、豚肩ロースと3枚のチャーシューがのる


福岡ラーメン界で台頭する“非豚骨”の名店がまた一つ、発展著しい六本松別府エリアに登場。2018年2月にオープンした「KOMUGI(コムギ)」(福岡市城南区別府)は、その名の通り小麦にこだわる自家製麺を使用。鶏×煮干しの「トリニボ」と「マゼソバ」の2本柱を掲げ、コアなラーメンファンの間でもその旨さが評判になっている。コスパも優秀な同店で最新のトリニボラーメンを押さえておこう。

鶏と煮干しの中華そば「トリニボ」&辛くない「マゼソバ」が柱


店主の柳田寛さんが、宮若市にあった家業のラーメン店「王ちゃんラーメン」を移転する形で、福岡市別府に「KOMUGI」を開業。“王ちゃん”は豚骨+週1回だけ淡麗系清湯を出す、いわゆる“二毛作ラーメン”のスタイルだったが、新店では非豚骨系トリニボに特化することを決めた。「以前の店でも毎週楽しみに来てくださる方が多くいらっしゃって、トリニボには自信がありました。福岡市内には豚骨の名店がたくさんありますから、勝負するならトリニボかなと」と柳田さん。

チャーシューはみずみずしさを損なわないよう、その都度スライスする


チャーシューに炙りを入れ香ばしさをプラス


スープは鶏ガラと煮干しのダブルで、双方が主張しすぎず上品に合わさるようブレンド。煮干しのエグミもなく、旨味が引き立つ優しい味のスープが体にスッ〜と染み渡る。麺は、前身店から自家製に取り組み、ラー麦などさまざまな小麦を試してきたが、現在は熊本産小麦「南のめぐみK」を使用している。また、3種のチャーシューがのるトリニボは、1杯600円という価格もうれしい。豚バラチャーシュー、豚肩ロースチャーシューは醤油ダレで濃厚に、トリハムはブラックペッパーでさっぱり仕上げ、全てバーナーで炙りを入れる。

マゼソバ(白飯付き700円)。鶏挽き肉、卵黄、ゴボウチップス、ノリ、ミズナなどがのる。よく混ぜて食べよう


そのほか、もう一つのメニュー「マゼソバ」は、スパイスが香る鶏挽き肉がのっているが“辛くない”のが特徴。こちらも白ご飯付きで700円とコスパがいい。2018年、福岡ラーメンのトレンドの一つである“非豚骨系”を語る上で外せない新店「KOMUGI」に啜りに行こう。

ラーメンの後に自家製プリン(200円)もオススメ


店内はカウンター5席、テーブル4席×2つの全13席


カフェのような外観。別府の「弓の馬場」交差点のすぐそばにある


[KOMUGI]福岡県福岡市城南区別府5-24-1 / 11:00〜15:00、18:00〜21:00 ※売切れ次第終了 / 不定休

取材・文=上村敏行、撮影=戸高慶一郎

久保田学

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