知らないと事故につながる⁉ 自転車に乗るとき気をつけるべき4つのコト

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自転車を乗るとき、守らなければならない交通ルールとは? 意外と知られていない「標識」も含め、安全にシェアサイクルを楽しむために気をつけたいコトを自転車関係の著述活動で知られる“自転車ツーキニスト”でTBSテレビプロデューサーの疋田智さんと、2017年に自転車活用推進研究会の七代目「自転車名人」にも選ばれた俳優・お笑い芸人の石井正則さんに聞いてみた!

通称「ドコモの赤チャリ」。スマホ1台で登録から利用までできる


その1 :歩道はNG!「車道をキープレフト」が基本!


石井:まずは、「自分は車両を運転しているんだ」という意識を持つことが大切です。免許こそ必要ありませんが、道路交通法では自動車と自転車は同じ扱いですから。

疋田:だから、基本的に走っていいのは“車道”なんです。車道を左側通行する、キープレフトの意識を常に持たなくてはなりません。通行できる歩道もありますが、全国平均で6割くらいは自転車が通行できない歩道なんですよ。

石井:「通行できる歩道」もあるのですが、意外と知られていないかもしれませんね。大人と子ども、自転車が描かれている青い標識があるところは「自転車歩行者道」といって自転車が通行できる歩道です。逆にいえば、この標識がない歩道は転車が通行してはいけないルールになっているんです。

【写真を見る】「自転車歩行者道」の標識。自転車の通行も可能な歩道だが、徐行運転する必要がある


その2:道路の標識は必ずチェック!


疋田:「自転車歩行者道」が典型的ですが、標識はこまめにチェックする必要があります。たとえば一方通行の標識でも「自転車を除く」という補助標識がついていない道路を逆走すると、交通違反になってしまうんですよ。

石井:2015年に道路交通法が改正されて、自転車のルールも厳しくなりましたからね。飲酒運転はもってのほかですが、「自転車歩行者道」は歩行者優先で車道寄りを徐行運転するとか、夜間は必ずライトを点灯させるといった安全ルールを守る必要があります。

「東京・自転車シェアリング広域実験」の自転車は自動でライトが点灯するので安心!


その3:基本の“キ”! 信号を守る!


疋田:基本的すぎることですが、信号は必ず守りましょう。普通の自転車の感覚だと、漕ぎ出しに力がかかってしまうので、止まるのを嫌うのは理解できなくもないのですが、事故の原因に直結します。

石井:その点、東京の「ドコモバイクシェア」はすべて電動アシスト自転車だから、漕ぎ出しの面倒さはかなり軽減されますよね。信号も守りやすいと思います。

その4:ながら運転をしない!


疋田:これも基本的なことですが、ながら運転も厳禁です。特に“ながらスマホ”は危険!昨年も、スマホを操作しながら自転車を運転していた人が歩行者を死亡させてしまった事故がありましたので、気をつけてほしいと思います。

石井:イヤホンやヘッドホンで音楽を聞きながら運転するのもやめるべきでしょう。自転車は手軽に運転できるのが魅力ですが、車両を動かしているという意識は常に持つべきですね。

車両という意識を持つことが大切、と話す石井さん


地域によっては保険が義務化されているところもあるなど、自転車をめぐるルールが変わってきている。シェアサイクルを利用する時も、日常で自転車に乗る際も、ルールを守って正しく楽しく、自転車を利用しよう!

東京ウォーカー編集部

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