二代目松本白鸚、十代目松本幸四郎らが博多川を進む！初夏の風物詩“船乗り込み”が開催

6月2日(土)から26日(火)まで、博多座(福岡市博多区)で上演する「六月博多座大歌舞伎」。公演を前に5月30日(水)、俳優陣をお披露目する「船乗り込み」が、今年も盛大に行われた。

晴天に恵まれ、川沿いには大勢のファンが詰め寄せた。襲名披露を行う、松本幸四郎改め二代目松本白鸚(はくおう)、市川染五郎改め十代目松本幸四郎ら、船上の役者たちに声援と紙吹雪が注がれた。

川端商店街のぜんざい広場に停泊して、頭取の口上で役者の名が読み上げられると、「高麗屋！」「松嶋屋！」と掛け声が会場に響いた。

下船後の式典で、二代目松本白鸚は「博多の甘い誘いに目もくれず、ただ一心不乱に舞台を務めます」と、十代目松本幸四郎は「父との襲名披露興行に、ぜひお越しください」とピーアールした。

昼の部、夜の部ともにチケットは絶賛発売中。親子そろっての襲名披露公演を観に、博多座へ足を運ぼう。

杉山はづき