長〜いウィンナーがつまみ!? “南アフリカグルメ”って!?
東京ウォーカー
いよいよ開催まで3週間をきったW杯。W杯の開催国として話題になっている「南アフリカ共和国」(以下、南ア)について、知っているようで知らないことばかり。そこで今回は、南アの魅力のひとつ、多彩な「フード」について紹介しよう。
「肉をおいしく食べるための手間は惜しみません」と話すのは、南ア共和国大使館行使のセシル・マソカさん。南アのローカルフードはとにかく「肉」! 煮たり、焼いたり、干したりと調理方法は多彩で、肉のウマ味を引き出すために、多様なスパイスを使い、ドライフルーツを混ぜ、味を調えるのが特徴だ。
まずは、伝統的な国民的料理「ボボティ」。挽き肉に干しレーズン、ミルクに浸したパンやアーモンドなどがたっぷり入り、ミートローフのような味わいの料理だ。カレー粉で味をつけて、甘いチャツネソースをかければ、さらに辛味が引き立ち、おいしさが倍増する。地元料理と西洋料理が融合した「ボボティ」なしには、南アは語れない!
次に、2大スナックの一つ「ブルボース」。南アの太いソーセージで、お酒には欠かせないつまみ。中はボソボソしていて、ナイフで切ると肉が崩れて出てくるようなものだ。独特のスパイスの匂いがあるが、トマトソースをかければ日本人好みの味に変身。長いので、数人で切り分けながらワイワイ食べられるから、W杯観戦にはもってこいの料理だ。
そして、ジャーキーの「ビルトン」。牛肉にナツメグ、オールスパイスなどのスパイスをかけ、特製の機械に入れて乾燥させた、ビーフジャーキーのような一品。食べてみると、口の中にフレッシュな肉の風味と ピリッときいたスパイスの香りが広がり、一度食べるとやみつきに。塩気やスパイスがきいていて、ビールがすすむ一品だ。
さらにワインも、国際的評価が高く、それでいてリーズナブルだと、世界中から注目されているから、フードと一緒に体感してみよう!
南アフリカの魅力、しっかり覚えられた? 6月11日(金)の開会式までに、もっといろんな魅力を知って、W杯観戦をさらに楽しんじゃおう!【2010年5月12日発売の東京ウォーカーに掲載】
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