台湾と東京を食で繋ぐ男たちに聞いた!名物餃子、おいしさの秘密は皮にあり
東京ウォーカー
東京にいながらにして台湾に行った気分になれる台湾料理のお店「東京台湾」。ベーシックな台湾料理に日本人ならではのエッセンスを加えた創作料理は、多くの女性たちを日々魅了している。

女性に圧倒的な支持を受けるこの店の店内は、とにかくフォトジェニック。オーナーたち自らが何度も台湾に足を運び、自分たちの考える"台湾らしさ"を伝えることができる家具や雑貨を取り入れてデザインされている。さらに、テーブルや食器などを含めた、全てのものを購入できるというから驚きだ。
こんなユニークなお店を担っているのが、店主の須藤 晋次朗(すとう しんじろう)さん。元々は洋食店を営んでいたが、台湾人の両親を持つマネージャーの藍 啓陽(らん けいよう)さんと出会い、旅行に出かけたのをきっかけに、台湾の文化や雰囲気に魅了されていく。その後、洋食店の傍らで週に1度の「東京台湾」を始めたところ人気となり、2017年の3月に1つのお店としてオープンした。
人気NO.1!名物水餃子の決め手は皮にあり!

調理責任者の長野 光希(ながの こうき)さんに人気の餃子について話を伺った。「名物水餃子の決め手は皮。モチモチの食感の秘訣は小麦粉に芋粉を練りこんでいるからなんです。ほんのり甘味もありすよ」と話す自家製の皮は、毎日手作りのため1日200個程度しか作れないという。台湾では朝ごはんに出るほど日常的な食事とされている水餃子。これを日本人好みの味や食感にアレンジするのが東京台湾流だ。

立派すぎる餃子の羽の秘密はコレだった!
もう1つの餃子メニュー「焼餃子」の皮にも特徴がある。餃子が見えない程、大きく立派な羽は実はツマミとしても楽しめる。「台湾では屋台で食事を楽しむ文化があります。お店でも手軽に食事を楽しんで欲しいです。」という思いから、スナック感覚で味わえる大きな羽がついている。

「ここ数年、2か月に1度は台湾に行き、現地で美味しいものを探しています。そして、これは!と思った味は持ち帰って、日々メニューに反映しています」という言葉通り、日々台湾の美味しいものを探し続け、柔軟に変化していく「東京台湾」。これが常に新しいものを求める東京という街で話題を呼ぶ理由かもしれない。


取材・文=大金歩美、撮影=岡本卓大
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