ピンホール・フォト フェスティバル 2010 in 九州
九州ウォーカー
日本のカメラの発祥地・九州で、写真の原点である“ピンホール写真”に親しめる「ピンホール・フォト フェスティバル」が開催される。
このイベントは、ピンホール写真を追求しつづけているピンホール写真芸術学会が毎年開催しているもの。第2回の紋別、第3回京都に続き、第4回目のことしは九州で開催される。
ピンホールカメラは、レンズを使わずに針穴(ピンホール)と像を写す感光材料(フィルムや印画紙など)だけを利用したカメラのこと。
科学技術やインターネットの普及によって、いまや情報は一瞬で全世界に伝わるデジタルの時代。カメラの世界でも、昔のアナログカメラはここ10年で忘れ去られ、手軽で便利なデジタルカメラや携帯電話の高性能カメラが人気だ。そんななか、“写心”や“こころの時間”といった写真本来の意味を見出そうと、全国から写真家が訪れピンホールカメラで撮影した写真を展示する。作品は「スローライフ」をキーワードに、生命の根源である「水」をテーマに制作・表現されたものだ。
展覧会のほか、作品スライドショー・DVDなどの上映会や作家と来展者が作品を前に語り合うPOWセッション、シンポジウム、ライブ・コンサートなどイベントも盛りだくさん。
イベント開催場所は、深い森林に包まれた寺内ダムの上流に位置する朝倉市黒川地区。天然ホタルが乱舞し幻想的な世界が広がるこの時期、ホタルの里としても有名な山里の中でピンホール写真にみるスローライフを楽しんでみてはいかが?
【福岡ウォーカー/近松優季】
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