監督と選手の相性から占う！日本代表は勝てるのか？

いよいよ6月、W杯開幕まであとわずかとなりました。先日のイングランド戦では、敗れはしたものの本大会に向けて期待のもてるゲームを披露し、注目度も高まっている日本代表ですが、果たして彼らは強豪ひしめくグループEを突破できるのでしょうか。今回編集部は、朝の情報番組の「占いカウントダウン」でお馴染み、ムーンプリンセス・妃弥子先生に話を伺いました。

今回先生に占ってもらったのはズバリ、E組各国の“監督と中心選手の相性”。サッカーは団体競技。いくら好選手が集まっていても、チームが団結していなければ、いい結果は生まれません。特にE組はこれが大きなポイントで、例えばオランダは内紛が“お家芸”と呼ばれているような国だし、カメルーンはエースのエトーが先日ボイコット騒動を起こしたばかり。戦力では劣っていても、チーム状況次第では日本にもアドバンテージがあるかもしれないのです。

では各国の状況、確認してみましょう。まずは日本から。岡田監督と、10番を背負う中村俊輔。

「岡田監督は乙女座で冷静沈着、感情のコントロールが上手な人です。蟹座の中村俊輔との相性は良好。中村選手は大きな存在に守られていればチカラを発揮できるタイプですが、信頼され任されるのが嬉しい一方実はプレッシャーを感じている面も。本来はツーカーで理解しあえる間柄だけに、岡田監督が中村選手のデリケートな部分を見抜けるかどうかがポイントです」

なるほど。中村俊輔選手は、ちょっと扱いが難しいタイプなのかもしれません。司令塔の活躍は岡田監督の手腕次第となりそうですね。

続いて、優勝候補のオランダ。今季絶好調のロッベンと監督の関係はいかに。

「ファン・マルヴァイクは天才的な戦略家タイプですね。ただ感情に起伏があり、その時の感情や好き嫌いで選手に接するクセもあるようです。水瓶座のアリエン・ロッベンは監督にとって危険な存在。彼の賢さや才能が、ジェラシーを感じさせる可能性があり、ある意味“監督のライバル”。ただロッベン選手は不満を見せず指示には従う賢さを持ち合せているので2人の関係はロッベン選手次第でしょうね」

こちらはエースが監督とどう接するかにかかっている模様。ロッベンは大人になれるか。好き嫌いで選手を選ぶという監督だけに、ちょっと危険な可能性もアリです。

超権力者のエトーがいるカメルーンは？

「サミュエル・エトーは“陰の監督”と言えるほど、実力はあるが身勝手でもある人。普通の監督なら、彼とうまくやるのは難しいでしょう。ただ幸運なことに、エトー選手とル・グエン監督は同じ魚座。どれほど彼が自らのチカラを誇示しても、人生経験の長い監督は、彼の行動パターンや弱点、くすぐりポイントは完全に把握しています。心理を操ることなどは朝飯前に違いありません。また、魚座には“幸運の星”が入っており、しかも12年に1度という凄い年。最も運に恵まれているのはこのカメルーンです」

ル・グエン監督はあのエトーも上手く操れるという。この度のボイコット騒動も収めてしまうのでしょうか。運も味方するとなるとカメルーンはまさかの一致団結となるかもしれません。

グループリーグ最後の相手、デンマークは果たして？

「獅子座のオルセン監督は、リーダーシップが強烈。どちらかといえばトップダウン型で、選手にはいっさい逆らわせないという考えの持ち主。乙女座のヨン・ダール・トマソンは監督にはないアイデアを持った人なので、監督から見て彼は芸術的な天才に見えることでしょう。監督はトマソン選手の実力を高く認めているはず。ただし、獅子座と乙女座は根本的に違うので、トマソン選手の“慎重さ”が監督には“躊躇”に見えることも。一瞬のリズムの違いが2人のカベとなるかもしれません。その理解と調整がカギを握っているでしょう」

ここは監督がどれだけ選手を理解するかがカギだという。日本と当たる3戦目に、彼らはどういう状態になっているのでしょうか。上手くいってなければチャンスありです。

ということで、チームの結束が“監督次第”になるのが日本とデンマーク。“選手次第”となるのがオランダという結果に。そして意外なことに、現在お騒がせ中のカメルーンが最高の評価に。

ご存知の通り、日本の初戦はそのカメルーンです。監督・エース共に最高の運の年だという、彼らとの戦い。各所で叫ばれている「初戦が最も大事」というのは本当のようですね。ここを超えるか否かが岡田ジャパンのベスト4への大きなポイントになるでしょう。初戦は6月11日、皆さん全力で応援しましょう！【東京ウォーカー】