日本一作るのが面倒くさい餃子!?中野のバーで人気のモチモチ進化系餃子とは

東京ウォーカー

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中野駅から徒歩3分のところにある餃子バー「手延べ餃子BAR Wing Village」。店内に置かれたメニューにはなんと「日本一作るのがめんどい餃子です」と堂々と書かれている。ここでわざわざ表明するとは、いったいどれほど面倒くさいものなのか!?オーナー兼料理長である加藤達也さんに皮へのこだわりを伺った。

ビルの地下に佇む、知る人ぞ知る名店「手延べ餃子BAR Wing Village」。見逃してしまいそうな場所だからこそ、だれかを連れて行きたくなる


店内はシックな雰囲気。おひとりさまの女子も多いそう


幅広い料理経験が餃子に活きる


調理の専門学校で長年講師を務めていた、料理長兼オーナーの加藤達也さん


加藤さんは服部栄養専門学校で中華を専攻し、卒業後は同校で8年半講師を務めてきた。講師業と並行し、テレビ料理番組にてレシピ制作や調理に携わる。その時期に習得した世界各国の料理の知識が、この店ならではの餃子作りに活きているのだ。

こだわりは歯ごたえのあるモチモチ食感の皮


テレビ番組のレシピ制作を行っていた加藤達也オーナー。さまざまなジャンルの料理に触れ合って来た経験が「手延べ餃子BAR Wing Village」のメニューに活きている


「皮で包めればなんでもOKという自由なスタンスでメニューを考案しています」と話す加藤達也オーナー。「メニュー作りに特にルールはありませんが、ただ餃子の皮にはかなりこだわりを持って作っています。一晩寝かせた、ほのかに芳しい小麦本来の香りを活かし、しっとりとした食感を出すために打ち粉はしていません」

【写真を見る】「マルゲリータ餃子」(650円)の中に包まれているのはトマトソースと豚ロース、チーズ。既存の餃子の枠を超えた個性的なメニューが印象的 【ニンニク】なし【ニラ】なし


ただし、そんな作り方をすることで苦労も多いのだとか。「作り終えた皮をそのまま置いておくと乾燥してしまったり、ベタついてしまったりするので皮だけまとめて作ることができないんです。さらに、皮のタネは室内の環境に左右されやすいので、その日の温度や湿度を加味しながら毎日水と小麦粉の配合を変えて作っています。なるべく手早く3~4枚づつ皮を作り、餃子を包む作業はやはり骨が折れますね(笑)」

繊細な皮で、丁寧にひとつひとつ作られていく餃子。「餃子ならモチモチとした厚みのある皮が好き」という人はぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。

取材・文=いちじく舞、撮影=斎藤ジン

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