「菊と牡丹?そりゃ花火のことかい」意外と知らない打ち上げ花火の分類教えます

2018年6月12日 21:30更新

東京ウォーカー(全国版) ウォーカープラス編集部

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毎年、夏の風物詩として色も形もさまざまな花火が私たちの目を楽しませてくれる。花火大会で「あの花火、好きだな」と思うことは誰しもあると思うけれど、その花火が何という名前なのか知る人は意外と少ないのでは?

打ち上げ花火の分類について、基本的な知識を身につけてから行けば、今年の花火大会はいつもより深く楽しめること間違いなしだ!

花火の分類と種類を知ろう

打ち上げ花火は大きく分けて、「割物(わりもの)」「小割物」「ポカ物」の3種類に分類される。空中で球状に開く基本形が「割物」だ。丸い花火玉の中には、中心から同心円状に光と色、煙を出す部分の火薬「星」と、星を四方八方に飛ばすための火薬「割火薬」の2種類が隙間なく詰められている。星の火薬をいかに調合するかで花火の色や変化の形が決まるのだ。

「小割物」は小さな花火玉を複数詰めた1つの玉が、空中でたくさんの小さな花を一斉に開花させる。単色のもの、混色のもの、音を出すものなど変化もさまざま。「ポカ物」は花火玉が上空に達したときに、くす玉のようにポカっと2つに割れて星や細工などの内容物を放出させる仕組みだ。

割火薬の量は少なく花火の広がりも狭いけれど、いろいろな工夫が可能になる。それぞれの種類にどのような花火があるのか、代表的なものを紹介してみよう。

種類その1「割物」

菊(きく)…球体に開花する「割物」を代表する花火の一つ。花火玉の一番外側に配置される「親星」に「引き」と呼ばれる層があり、特定の色を出す前に「引き」の部分が燃えることで、その光跡が炭火色の尾を引く形で丸く広がり色を変化させていくのが特徴。


(C)K.Takeshi

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牡丹(ぼたん)…「割物」を代表するもう一つの花火。親星に引きの層がないため、尾を引くことなく開花直後から特定の色の炎を出す点が菊との違い。

【写真を見る】牡丹(C)K.Takeshi

型物(かたもの)…平面的もしくは立体的に開いてハート型や笑顔のマーク、土星、ひまわりなど自由な形状を表現する。

型物のハート(C)K.Takeshi

種類その2「小割物」

千輪菊(せんりんぎく)…1つの花火玉の中に小さな玉がたくさん入っているため、いろいろな花が一斉に空中で開花して咲き誇る。

千輪菊(C)K.Takeshi

種類その3「ポカ物」

柳(やなぎ)…上空で割れた花火玉から、柳の枝が垂れ下がるように光が尾を引いて落ちてくる花火。

花火の名前と形をばっちり覚えて、お気に入りの花火を見つけよう!

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