「連続ドラマW ダブル・ファンタジー」主演! 水川あさみさんにインタビュー
東京ウォーカー(全国版)
「私で務まるのか」という不安が最初はありました

村山由佳の官能ラブロマンス小説「ダブル・ファンタジー」がドラマ化され、6/16㊏からWOWOWプライムで放送がスタートする。水川あさみさんは主人公の脚本家・高遠奈津役で出演。
「これまでにもベッドシーンのある作品に出演したことはありました。でも、『ダブル・ファンタジー』はそのシーンありきと言うか、それなしには話が展開していかなくて、そういう描写があるからこそ話が成立する作品です。性的な気持ちの強い“女性”として作品に臨むのは初めてなので、『私でちゃんと務まるのかな?』という不安は、正直、最初はありました」

夫の省吾(眞島秀和)をはじめ、舞台演出家の志澤一狼太(村上弘明)、大学の先輩で現在は新聞記者の岩井良介(田中圭)など、個性や年齢が違う男性との関係性もこのドラマの大きな見どころとなっている。
「夫の省吾とは最初はいろんなことを共有して、愛し合っていて、うまくいっていたんだと思うんです。でも些細なことで大きく変わり、疎ましく感じるようになったのでしょう。志澤先生は人生においての先輩であり、憧れの存在でもあります。そんな人に支配されていることに対して信じられない気持ちとうれしい気持ちがあって…。でもずっとは続かないこともわかっています。先輩の岩井さんは居心地のいい人で優しいけれど、とてもずるい人だということもわかっていると思うんです。奈津自身、賢い女性なので、いろんなことを理解した上で行動しています。でも、感情の赴くままに動いていたりしますし、相手の男性によって感情が違っているのも見ていて、おもしろいんじゃないかなと思います。どの恋も大変そうなので、私自身はもっと普通の安定した恋愛がいいです(笑)」

「連続ドラマW ダブル・ファンタジー」6/16㊏スタート 毎週㊏22時~22時45分 WOWOWプライム
直木賞作家の村山由佳が「第22回柴田錬三郎賞」「第4回中央公論文芸賞」「第16回島清恋愛文学賞」をトリプル受賞した官能ラブロマンス小説を水川あさみ主演でドラマ化。35歳の脚本家・高遠奈津(水川)は、夫の省吾(眞島秀和)とさいたま市郊外で暮らしていた。元テレビ局ディレクターの省吾は、今は家庭菜園で奈津の仕事を支えている。不満のない生活を送っていた奈津だが、何か抑えきれない欲求を感じ、その気持ちを敬愛する舞台演出家・志澤一狼太(村上弘明)にメールで打ち明けた。それがきっかけで志澤と逢瀬を重ね、大学時代の先輩・岩井良介(田中圭)、さらには新進俳優の大林一也(栁 俊太郎)にも心ひかれるようになっていった。
原作=村山由佳「ダブル・ファンタジー」(文春文庫刊)/監督=御法川修/脚本=阿相クミコ、御法川修/出演=水川あさみ、田中 圭、眞島秀和、栁 俊太郎、篠原ゆき子/多岐川裕美/村上弘明 ほか
撮影=諸井純二(Rooster) /取材・文=田中隆信/ヘアメイク=岡野瑞恵/スタイリスト=岡部美穂/編集協力=千葉由知(ribelo visualworks)/衣装協力=ナノ・ユニバース
週刊東京ウォーカー+編集長 野木原晃一
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