輝く清流と緑に癒される東海エリアの水辺さんぽ
東海ウォーカー
涼やかな風が吹き抜ける、名水スポット。付近を散歩すると、清流の美しさとすがすがしい緑に心が洗われる。今回はこの夏に行きたい東海エリアの名水スポットを4つ紹介する。
古い町並みを潤す清らかな川のせせらぎ

江戸時代の火災を教訓に町中に水路が整備され、“水の都”となった岐阜県の郡上八幡城下町。長良川の上流にあり、名水に恵まれた地でもある。国の重要伝統的建造物群保存地区である古い町並みは、夏でも涼しく散策にぴったりだ。そんな郡上市街地の中央を流れる清流が吉田川。夏には地元の子供が川面へ飛び込む姿が見られ、その音が日本の音風景100選にも選ばれている。

生活用水路に沿った道「いがわこみち」では、イワナやコイが泳ぐ。夏には、おとりアユがカゴに入れられていることも。地元の人が大切に清掃している。

石畳が敷かれた「やなか水のこみち」は、ヤナギの並木と古い町家が風情たっぷり。近隣に美術館や食品サンプル作りを体験できる施設がある。
紅葉だけでなく、夏の魅力もいっぱい!

紅葉の名所として知られている香嵐渓は、夏には鮮やかな木々の緑が木陰をつくり、涼しさを感じるスポットだ。2018年8月4日(土)から15日(水)までは香嵐渓や足助の町並みで夏祭りが開催。また、2018年8月13日(月)から15日(水)までの期間は飯盛山がライトアップされる。香嵐渓随一の景観の巴川にかかる真っ赤な欄干の橋と、飯盛山の緑とのコントラストは、紅葉に勝るとも劣らない美しさだ。

香積寺まで続く参道には無数のモミジが植樹され、まるでトンネルのように見える。青モミジが美しい絶好のフォトスポットだ!

香嵐渓を流れる清流に飯盛山の緑が映る。8月15日(水)の18:30から灯籠流しが行われ、水面に幻想的な光が漂う。
天然記念物のそばで森林浴を楽しもう!

「阿寺の七滝(あてらのななたき)」は、日本の滝百選にも選定されている7段の階段状の滝。巣山高原から7つの滝つぼに水が流れ落ちる様子は迫力があり、見る角度によってさまざまな表情をつくり出す。晴れた日は茂る木々の隙間から滝に向けて光が注ぐので、いっそう美しい。滝の横にある階段を上ると、小さな展望デッキから滝を間近で見られる。
神秘的な清流と巨岩が織り成す自然の造形美

切り立った岩の渓谷と木曽五木の林、清流がつくり出す見事な自然景観が見られる名勝「阿寺渓谷(あてらけいこく)」。渓谷には、エメラルドグリーンにきらめく清流「阿寺川」が流れる。阿寺川には底の岩が見えるほどの透明な水が流れ、川の上流部には「美顔水」という湧き水のスポットもある。「六段の滝」のほか、渓谷随一の深さを誇る「牛ヶ淵(うしがふち)」や「狸ヶ淵(たぬきがふち)」、「犬帰りの淵」など、動物が由来となっているスポットも多く、見どころ満載だ。
今年の夏は、水辺をゆっくりと巡ってリラックスしよう!
東海ウォーカー編集部
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