W杯カメルーン戦、国民の声は、勝利38%・引き分け32%・敗北30%
東京ウォーカー(全国版)
まだみんな諦めちゃいない! 岡田ジャパン、初戦を獲ってグループリーグを突破だ!! WEBサイト「Walkerplus」が先週から実施している「W杯特集」に寄せられた、日本代表に対するみんなの予想は“1勝1分1敗で決勝トーナメント進出”だった。
6月4日からスタートしている今特集では、W杯全試合についてユーザーによる勝敗予想を行っている(6月9日12:00現在約630名が参加中)が、日本の初戦となるカメルーン戦については、現時点では「日本の勝ち」と予想する声が最も多い(38%)。次いで「引き分け」の32%、「カメルーンの勝ち」は最も少なく30%。
また、最終戦となるデンマーク戦については「引き分け」が48%と一番多く、「デンマークの勝ち」(39%)、「日本の勝ち」(13%)と続く形に。この2戦は、多くのユーザーが“負けない”と考えている模様だ。
ただ、第2戦のオランダ戦については非常にシビアな予想となっており、「日本の勝ち」とする声はわずかに1%。「引き分け」でも7%しかおらず、92%が「オランダの勝ち」と予想している。厳しい見方とも思えるが、逆を言えば、みんな夢を見ているわけではないと見ることもできる。カメルーン戦の勝利も、デンマーク戦の引き分けも、現実的に可能と考えているということだ。
他の試合の予想も総合すると、このグループEは、オランダ=勝ち点9、日本=勝ち点4、デンマーク=勝ち点4、カメルーン=勝ち点0となり、得点の予想はないものの、これは勝ち点で並んだ日本の突破を期待する声とみて間違いない。
オランダに勝てるとは思っていない。でもオランダは3勝するので負けても関係ない。カメルーンに勝ち、デンマークと引き分けてグループリーグを突破というのが、国民が描く青写真なのだろう。
現在Aマッチ4連敗と完全なドロ沼にはまっている日本代表。テレビを見ても、ネットを見ても「勝てない」「GL突破は無理」といった意見で溢れかえっているなか、実は心の奥底では、現実的に可能なラインでの突破をみんな期待しているのだ。
そして、この数字を見ても初戦のカメルーン戦がいかに大事な試合だと考えられているかがよく分かる。9割以上がオランダには勝てないと思っているのだから、初戦を落とした瞬間にW杯が終わるとみている人も多いことだろう。6月11日・カメルーン戦は、初戦にしてにして最大のビッグマッチ。まさしく日本中の注目が集まるゲームとなるはずだ。【東京ウォーカー】
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