激シブ&オシャレ!名古屋観光で覚王山日泰寺を訪れるべき3つの理由

東海ウォーカー

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名古屋観光のド定番スポットからは外れるものの、地元民を中心に多くの人が足を運ぶ場所が、名古屋市東部の千種区にある。覚王山日泰寺(にったいじ)は名古屋最大級の寺院として多くの参拝客を集めるだけでなく、参道で月に一度開催される縁日にも多くの人が足を運ぶスポットだ。ほかの寺社仏閣とは異なる魅力を持つ日泰寺、ぜひ訪れてほしい3つの理由を紹介!

地下鉄東山線覚王山駅から徒歩5分


名古屋市千種区にある覚王山日泰寺。1904(明治37)年に創建された寺院で、老若男女問わず多くの人が集まる。名古屋市を東西に横断する形で走る地下鉄東山線で、名古屋駅から20分弱の覚王山駅が最寄り駅。同駅から徒歩5分のところにあり、敷地面積40000坪を誇る大きな寺院だ。

【写真を見る】覚王山駅から5分程歩くと、昭和61年建立の山門が見えてくる


その1・全ての仏教徒のために開かれた超宗派寺院


そもそも仏教徒が祈りをささげる場所が寺であり、仏教の中でも浄土宗・浄土真宗など様々な宗派が分かれているので、1つ1つの寺にはいわば踏襲すべきスタイル(宗派)がある。しかし、日泰寺は日本で唯一の超宗派の寺院として知られている。つまり、どの宗派にも属しておらず、全ての仏教徒のために開かれた寺である。住職も各宗派の管長が3年おきに交代で務めることになっている。さまざまな宗派の法要にも対応できるオールマイティさが魅力だ。

1984(昭和59)年に落成された本堂


その2・タイ王国との深い関係


かつてのシャム王国(現在のタイ王国)から日本に向けて贈られた、釈迦の遺骨である「御真骨(ごしんこつ)」を安置するために作られた寺で、完成当初は覚王山日暹寺(にっせんじ)と呼ばれていた。しかし、国名変更に伴い日本(日)+タイ(泰)の友好関係を象徴する場所として、現在の名称に変更されている。

本尊には、タイ国宝であった金銅釈迦如来像が祀られている。熱心な仏教徒が多いということもあり、名古屋に住むタイ人にも馴染みの深い場所になっている。

御真骨が安置される奉安塔は本堂の北東にある


その3・縁日やおしゃれグルメスポットで参道沿いも熱い


毎月21日には日泰寺縁日が開催。日用品から食料品まで幅広いラインナップで人気で、シニア世代を中心に地元の人で大きく賑わう。

参道沿いにはおしゃれなグルメスポットがずらり。名古屋の有名パティスリー「シェ・シバタ」やインド料理「えいこく屋」、ドーナツがおいしい「ZARAME NAGOYA」など若者が集うエリアに変わりつつある。

覚王山駅から日泰寺までの参道は緩やかな坂道leicahiroba / PIXTA(ピクスタ)


日泰寺への参拝だけでなく、グルメも楽しめる散策スポットとして、老若男女問わず多くの人が足を運ぶ覚王山エリア。中心部から少し離れるが、足を運んでのんびりとしたひと時を過ごしてみよう。

山田晃裕

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