ポッター平井の激推しアイドル! 番外編「AKB48 53rdシングル 世界選抜総選挙~世界のセンターは誰だ?~」レポート
関西ウォーカー
AKB48の53枚目のシングル(2018年9月19日発売)の選抜メンバーを投票で決める「AKB48 53rdシングル 世界選抜総選挙~世界のセンターは誰だ?~」開票イベントが2018年6月16日、ナゴヤドームで行われました。第10回目にして、海外のグループも初参戦!立候補した339名の中から、上位100名が発表されました。第1位に輝いたのは、地元SKE48の松井珠理奈。第2位にも須田亜香里がランクインし、SKE48がワンツーフィニッシュ!名古屋の夜が熱く、盛り上がりました。

グループコンサートはメンバーが聴きたい曲で構成!! WRD48も登場!!

時刻は午前9時30分。まずは全グループが参加してのコンサートのOPアクトがスタート!披露されたのは、各メンバーに「今、あなたが聴きたい(48グループの)曲は?」というアンケートで、TOP7に選ばれた15曲(同票で7位が9曲)。もはやOPアクトとは名ばかりのガッツリした本編。
昨年の総選挙選抜メンバーで、6位の『チャンスの順番』をパフォーマンス。曲中に松井珠理奈が号泣。うずくまったまま動けなくなった彼女がスタッフに抱えられて退場するというハプニングが発生。総選挙で大本命視されるだけではなく、地元開催、SKE48としても10周年イヤーを迎え、負けられない重圧がのしかかっていることを象徴するような場面でした。
1位は『初日』とともに、チーム8の『47の素敵な街へ』が輝き、速報でも多くのメンバーがランクインしたチーム8がOPアクトから勢いを見せました。10時30分からのコンサート本編は、メンバーからのリクエストが1票しか入らなかった楽曲で構成。「歌いたい」ではなく「聴きたい」という初めての試みで、隠れた名曲を集めたようなセットリストに。
1曲目は松井珠理奈がリクエストした『記憶のジレンマ』。珠理奈と横山由依(AKB48)、宮脇咲良(HKT48)と白間美瑠(NMB48)が、それぞれペアで気球に乗って登場するドームならではの演出。珠理奈は笑顔で歌い始めたものの再び号泣。横山に抱えられ、立っているのがやっとという状況を何とか乗り越えました。

後半は、メンバーが推し席(ファンが集まっている席)に行き、写真撮影もOKというパートも。アンコールでは、世界選抜総選挙記念で結成されたWRD48(WORLD48)が登場。選抜メンバーには海外勢も加わり、BNK48のチャープランがセンターに。それぞれの言語で挨拶しながら、『恋するフォーチュンクッキー』をパフォーマンスし、世界中の48グループが集結したコンサートを盛り上げました。(WRD48メンバー…チャープラン、ミュージック、ジェニス、チェンシーユエン、チウピンハン、チェンシーヤー、馬嘉伶、野澤玲奈、横山由依、小栗有以、岡田奈々、松井珠理奈、白間美瑠、宮脇咲良、荻野由佳、瀧野由美子)

ラストは松井珠理奈がセンターの『ヘビーローテーション』で締め括り、笑顔でステージを後にしました。
地元で100位以内にSKE48が24名ランクイン!! 10周年に弾みをつける結果に!!
16時15分、いよいよ開票イベントがスタート!「第10回世界選抜総選挙記念枠(81位~100位)」が新設された為、100位からの発表。最初に名前を呼ばれたのはAKB48の大家志津香。バラエティで大活躍中の彼女らしく、「私にもファンがいたことを証明できた」とスピーチし、3万人の観客を爆笑の渦に包み込みました。
STU48のセンターを務める瀧野由美子は74位に初ランクイン。
HKT48の次世代エース、松岡はなは66位。「速報で名前が呼ばれず、不安でいっぱいだった」と語り、安堵の涙を流しました。
42位には、昨年81位でぎりぎりランクイン出来なかったSKE48の内山命(みこと)が、10度目の正直で涙のランクイン。そんな彼女に会場中から祝福の「命コール」が湧き起こり、私も感涙。
BNK48のチャープランが、初参戦ながら39位にランクイン。72位のミュージックとともに、海外勢として初当選を果たしました。
ポスト指原莉乃と呼ばれるNGT48中井りかは37位。爆笑スピーチが期待される中、「やっちまいました」と、“文春砲”を受けたことを告白。指原莉乃のように、それをプラスに変えられるのか、今後の彼女に注目です。
最新シングル『Teacher Teacher』でセンターを務めるAKB48チーム8の小栗有以は25位。「私がAKB48の先頭を走りたいです!いや先頭を走ります!」と、グループを牽引することを宣言。
13位で選抜に返り咲きした向井地美音も「AKB48のために生きていきたい。そしていつかAKB48グループの総監督になりたい!」と、AKB48愛を貫き通すことを誓いました。

HKT48の最新シングルでWセンターを務める“なこみくコンビ”の田中美久が10位、矢吹奈子が9位と大躍進!仲良く初選抜入りを果たしました。
SKE48の大場美奈は8位にランクインし、9回目の挑戦で初選抜入り!「(AKB48から移籍して)名古屋に来て、SKE48に出会えて幸せです!」と、喜びを爆発させました。
48グループ総監督の横山由依は、過去最高の6位。「皆さんの日常に寄り添えるグループになりたい」
速報1位だったNGT48荻野由佳は、昨年から1ランクアップの4位に。

涙ながらに、総選挙史上最も速い(?)口調で話し続ける彼女の姿に、会場から大きな笑いと祝福の拍手が沸き起こりました。
3位は宮脇咲良。

不出馬の指原莉乃に代わって、「(HKT48として)1位を守りたい」、「今年が最後の総選挙」と公言し、背水の陣で臨んだ彼女は、「さっしー、ごめんなさい」と謝罪。悔しさでいっぱいのスピーチとなりました。
2位は、昨年63124票から今年154011票と驚異的な伸びを見せたSKE48須田亜香里。

「3年以上ステージの一番端っこにいた私でもここまで来れました」と、笑顔でスピーチ。
そして、初の世界選抜総選挙1位に輝いたのは、SKE48松井珠理奈。

「名古屋で総選挙が出来たのはAKB48のおかげです。AKBがなければSKEはありません。後から追いかけてくれる後輩がいるからSKEがいます」と、先輩と後輩グループの存在が原動力となって10年を走り続けてきたことを告白。さらに「やっと気づきました。私は48グループにまだ必要だと思ってもらっているんだな」と卒業を否定し、「また48グループはアイドル界のトップになれます。なりたいんじゃダメなんです。なるんですよ!」と、力強く誓いました。
地元開催のSKE48は、珠理奈と須田のワンツーフィニッシュを筆頭に選抜に5名が入り、100位中に24名がランクイン。今年グループ結成10周年を迎える中、最高の結果をファンとともに勝ち取った世界選抜総選挙となりました。
「総選挙に弱い」と言われるNMB48からランクインしたメンバーはわずか9名。今年も選抜入りが期待された白間美瑠がまさかの20位(昨年12位)で、選抜入りは14位の吉田朱里のみという結果に。

吉田はスピーチで「毎年弱いって言われるのが悔しい。NMB48がもっと輝けるように、来年は大躍進だねと言ってもらえるように、もっと強く戦えるグループになりたい!」と、リベンジを宣言しました。
来年は京セラドーム大阪で総選挙を開催して、何も言い訳の出来ない状況で、NMB48のプライドを見せてほしい。
【取材・文=ポッター平井】
森田周子
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