知的好奇心をくすぐる!夏休みに行きたい福岡の博物館&科学館5選
九州ウォーカー
九州最大級の規模を誇るドームシアターや、大迫力の恐竜の標本など、子供も大人も楽しめる福岡の博物館&科学館5選をご紹介。好奇心をくすぐる内容に、ワクワク、ドキドキが止まらない!
科学の楽しさと驚きが待っている「福岡市科学館」

2017年にオープンした「福岡市科学館」(福岡市中央区六本松)。「サイエンス&クリエイティブFUKUOKA」をコンセプトに、科学に関するさまざまな展示を行う。九州最大級の規模を誇るドームシアター(プラネタリウム)も備え、館内はワクワクとドキドキの宝庫。大人も子どもも楽しみながら科学と触れ合うことができる。

同館の中でも特に注目は、なんといっても九州最大級の大きさを誇るドームシアター。最新鋭光学式投映機と高解像度(8K相当!)デジタル式投映機で再現される星空は、まるで本物のような美しさ。220席のシートは余裕をもって配置され、壁面にはアロマ発生器を備えるなど、シアター内はとても快適な空間となっている。

また、基本展示室をメインとした5階では「宇宙」「環境」「生活」「生命」「フューチャー」からなる参加体験型の展示の他、科学をテーマにしたサイエンスショーを楽しめる。実際に体験することで、新たな発見や新たな「なぜ?」「どうして?」が生まれるはず。福岡の地から未来の科学者や宇宙飛行士が生まれる日も遠くない!?
[福岡市科学館]福岡県福岡市中央区六本松4-2-1 / 092-731-2525 / 9:30~21:30、基本展示室9:30~18:00(最終入場17:30)、ドームシアター9:30~18:30(金土、季節により最大21:30まで延長) / 毎週火曜(祝日の場合翌平日)・年末年始休み ※春休み、GW、夏休み、冬休み期間中は毎日開館
国内最大級規模!九州とアジアの文化・歴史を学べる「九州国立博物館」

東京、奈良、京都に次ぐ全国で4番目の国立博物館として、2005年に開館した「九州国立博物館」。“日本文化の形成をアジア史的観点から捉える”というコンセプトのもと、さまざまな展示や貴重な所蔵品の保存、研究などを行っている。

年に3~4回、さまざまなテーマで開催される特別展では、国内外から選りすぐられた名宝・至宝が集結。毎回大きな話題とともに人気を博している。展示の切り口や演出も凝っており、まさに“特別”の名にふさわしい企画ばかり。展示予定はHPでチェックしておこう。

吹き抜けのエントランスホールが印象的な1階には、子ども達が遊びながらアジアやヨーロッパの国々の文化を学べる体感型展示室「あじっぱ」のほか、オープンカフェ、ミュージアムショップなどがある。また、毎週日曜日は、普段入ることのできない博物館の裏側を見学できる「バックヤードツアー」が人気。「あじっぱ」の前のボランティアカウンターで当日正午より受付(無料)。
[九州国立博物館]福岡県太宰府市石坂4-7-2 / 050-5542-8600(8:00~22:00) / 博物館9:30~17:00(最終入館16:30)、金曜・土曜は~20:00(最終入館19:30)、オープンカフェ10:30~17:00、金曜・土曜は~20:00、レストラン11:00~16:00(LO15:00)※特別展開催時は~17:00(LO16:00) / 月曜(祝日の場合は翌日)・年末年始休み
西日本最大級の自然史・歴史博物館「北九州市立いのちのたび博物館」

「北九州市立いのちのたび博物館」は、生命の進化の道筋と人の歴史を圧巻のスケールで展示する西日本最大級規模の自然史・歴史博物館。自然史ゾーンでは、ティラノサウルスやトリケラトプスなど、今にも動き出しそうな恐竜の骨格標本の他、貴重な実物化石や、まるで本物のように動く恐竜ロボットなどを展示する。

歴史ゾーンでは、北九州地域の歴史や人々の暮らしの移り変わりを約1500点の歴史資料をもとに展示、紹介。大迫力でエンターテインメント性の高い展示の数々は、どれも発見と驚きにあふれており、子どもは大興奮、大人も童心に返って楽しめる。イベントやさまざまなテーマの特別展も随時開催されており、こちらも注目だ。

自然史ゾーンのメインストリート「アースモール」は、古生代・中生代・新生代と、時間軸に沿って生命の進化の歩みをたどる展示空間。なかでも、圧巻は中生代のコーナー。人気のティラノサウルスやトリケラトプス、ステゴサウルスをはじめ、全長35mの巨大なセイスモサウルス、世界最大の翼竜ケツァルコアトルスなどの骨格標本を圧倒的な迫力で見ることができる。
[北九州市立いのちのたび博物館]福岡県北九州市八幡東区東田2-4-1 / 093-681-1011 / 9:00~17:00(最終入館16:30) / 毎年6月下旬頃(害虫駆除のため約1週間)・年末年始休み
国宝「金印」や伝統の文化財を所蔵!歴史ファン垂涎の「福岡市博物館」

福岡タワーや福岡ヤフオク!ドームなど、福岡のシンボルが点在するエリア・シーサイドももちに建つ「福岡市博物館」。アジアとの交流を通して発展してきた福岡の歴史や、人々のくらしを研究・展示する博物館として1990年に開館した。

教科書にも登場する国宝・金印「漢委奴国王」をはじめ、黒田家の名宝や、日本に現存する最古の動く国産自動車「アロー号」など、福岡に縁のある貴重な文化財を所蔵、展示している。また、特別展示室では、日本や世界各地の文化、歴史に関する展覧会を年間5~6回ほど開催。多彩なテーマと趣向を凝らした魅力的な展示で来館者を楽しませてくれる。

館内1階にある「体験学習室(みたいけんラボ)」では、「遊ぶ」「装う」「演じる」「奏でる」「知る」をキーワードに、アジア各国や九州のおもちゃ、楽器、衣服、生活道具を通してさまざまな体験ができる。見て、触れて、聞いて、嗅いで、好奇心の赴くままに楽しもう。
2階にある喫茶・談話室では、博物館自慢の前庭を眺めながら食事を楽しむことができる。日替りランチや、その時期に開催されている展覧会にちなんだ期間限定メニューもオススメだ。
[福岡市博物館]福岡県福岡市早良区百道浜3-1-1 / 092-845-5011 / 9:30~17:30(最終入館17:00)、喫茶9:30~17:30(LO17:00)※夏季は開館時間の延長あり / 月曜(祝日の場合、翌日)・年末年始休み※夏季は休館日に変更あり
1000万個の星を再現したプラネタリウムが人気「福岡県青少年科学館」

約170の体験型展示物や1000万個の星を再現したプラネタリウムが、科学のおもしろさを伝えてくれる「福岡県青少年科学館」。全国で4か所しかないという「放電実験」は見逃せない!

[福岡県青少年科学館]福岡県久留米市東櫛原町1713(中央公園内) / 0942-37-5566 / 9:30~16:30、土曜・日曜・祝日~17:00 / 月曜休み(祝日の場合翌日)※7月~8月は開館
九州ウォーカー編集部
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