夏の肌トラブルを回避する“5つの正しいスキンケア法”

東京ウォーカー(全国版)

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夏の肌の悩みといえば“日焼け”が典型的だが、ほかにも“かゆみ”“乾燥”“ニキビ”など悩みの種は尽きない。20〜30代の女性500人へのアンケート(decencia調べ)でも、約70%の人が「自分が敏感肌だと思う」と回答。多くの人が肌トラブルを身近に感じているようだ。そこで、紫外線やエアコンなど、悩みの多いこれからの“夏のスキンケア”で、気を付けるべきポイントを専門家に直撃! 免疫・アレルギーの分野に詳しい医師の清益功浩(きよますたかひろ)先生に、意外と怠りがち&知られざる“夏のスキンケアポイント5か条”をアドバイスしてもらった。

■その1 「洗顔は夏でもぬるま湯で、体を洗うときには手で」

洗顔にベストなお湯の温度は、体温より少し高めの38℃前後。夏は冷水で洗いたいところだが、水が冷たいと毛穴が閉じて皮脂や汚れが取り除きにくくなってしまう可能性が。ぬるま湯で毛穴を開かせて、刺激しないように洗顔するのがオススメだ。また、体を洗う際はゴシゴシとタオルで擦ってしまいたくなるが、摩擦は肌への刺激になるのでNG! 化繊素材のボディタオルは特に避けて、手で洗うのがベストだ。

■その2 「カーテンは月に1回洗濯を、掃除は少なくとも3日に1回」

掃除は、実はスキンケアの基本。特に敏感肌の人は、ダニやほこりから肌への刺激を受けやすい状況にあるので、理想は毎日、部屋に掃除機をかけること。肌に長く接する寝具の両面にも掃除機をかけるなど、こまめな掃除が肌荒れの原因を取り除くことにつながるのだ。カーテンも月に1回は洗濯して、清潔な部屋をキープして。

■その3 「新しい下着は、下ろす前に水洗いを」

新しい下着には糊が付いている可能性があるので、肌を刺激しないよう、下ろす前に一度水洗いした方がよい。特に男性の下着は綿タイプが多く、綿自体は悪くないが“糊付き率”が高いので注意しよう。

■その4 「ソファーは布より革のものを選び、じゅうたんはやめよう」

革製品は、布にくらべてダニが繁殖しにくいので、ソファーのように“洗えない家具”購入の際は、革製品を選ぶのが得策だ。じゅうたんはダニの温床になっているので注意!

■その5 「洗濯機を洗おう」

清潔を心掛けてきちんと洗濯していても、洗濯槽の裏がカビだらけでは意味がない。衣服についたカビは肌を刺激し、そこから発生したかゆみで肌を掻き壊してしまう恐れも。洗濯機専用の洗剤で、洗濯機自体も清潔に保とう。

肌へのリスクが高まりやすい季節だが、これら5つの教えを守れば、今夏の肌トラブルは大幅に改善されるかも! ツヤツヤ・ピカピカ肌で元気な夏を過ごしたいですね! 【東京ウォーカー】

※清益功浩(きよますたかひろ)先生…日本小児科学会認定専門医、日本アレルギー学会認定専門医・指導医。京都大学医学博士。メディア出演経験もあり。

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