荒木飛呂彦「JOJO」展キービジュアル公開!本人の音声ガイドも登場
東京ウォーカー(全国版)
東京・六本木の国立新美術館では、8月24日(金)から10月1日(月)まで漫画家・荒木飛呂彦氏の展覧会「荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋」が開催される。6月21日(木)に行われた記者会見で同展のキービジュアルが公開されたほか、11月25日(日)より大阪文化館・天保山にて同展の巡回が行われることも決定。記者会見には荒木飛呂彦氏も登壇した。

1987年に連載を開始した荒木飛呂彦氏の代表作『ジョジョの奇妙な冒険』。同展では、初公開を含む豊富な原画や関係資料を多角的な展示で展開する。注目は、同展のために描き下ろされた12枚の大型新作原画だ。2000mm×1200mmの巨大な原画は、同展のみの公開となる。
キービジュアルは、富士山をバックに空条承太郎とスタープラチナを描いた東京開催のものと、ザ・ワールドと混ざりあった月を背にするDIOが描かれた大阪巡回の2種類。荒木氏はキービジュアルについて「国立新美術館と大阪巡回のキービジュアルは、日本の絵画で言う風神雷神などをヒントに二枚組として、ひとつの神格化されているキャラクターとして描きました。DIOは昔の美術(彫刻)のような、石仮面の上に肘という構図。承太郎は彼の決めポーズです」と話した。


大型原画については「2mぐらいの大型の原画で、出来上がったばかりです。実物大のキャラクターを描こうという目的があって、170cmのキャラクターなら170cmでというように、12体のキャラクターと12体のスタンドを描きました。12枚なのは“12”が自然界の数字というか、普遍性がある(数字)かなと」と、作品に込められた意図を語った。
同展ではこのほかにも、彫刻やファッション、映像の第一線で活躍するアーティストとのコラボレーション展示が登場。また、荒木氏の発想や手法、ポージングなど創作の秘密に迫るブースも設けられている。
また、会期中1台550円で貸し出しとなる音声ガイドでは、荒木氏本人による解説を交えながら、各展示コーナーの見どころを声優・ナレーターの恒松あゆみとともにナビゲートする。
チケットは完全日時指定制で、6月23日(土)10:00より「先行予約券」と、オリジナルグッズ「JOJO's Sketch Stickers(専用ケース付)」がセットになった「グッズ付先行予約券」を販売開始する。
“ジョジョの奇妙な冒険”の集大成となる一大展。その全貌は会場で確かめよう!
国分洋平
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