聖地「ツオップ」の名物カレーパンに秘められたおいしさの理由。

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“パン好きの聖地”と称される、名店中の名店「Backstube Zopf」(バックステューベ ツオップ)。おいしさもさることながら、毎日300種類以上のパンが並ぶラインアップの豊富さでも有名だ。そのなかで、代表作のひとつがカレーパンである。

聖地であり、天国ともいえよう。店内にぎっしりと敷き詰められたその様相は、パン好きにとって幸福な空間である


おいしいパンを提供したいからできたてにもこだわる


大きな特徴の一つが、揚げたてであること。ただこれはカレーパンに限った話ではない。同店はすべてのパンをできたてで提供することに重きを置いている。それは、会計待ちのお客が同じパンをトレイに置いていれば交換するほどだ。その理由は単純明快。できたての温かい状態が一番おいしいから。なるべくおいしいパンを提供したいという想いが人一倍強いのだ。

【写真を見る】「カレーパン」(248円)


それもあって、どのパンを食べてもハズレがない。それでもこのカレーパンは、食べてみると「できたてだから」だけではない、他店とは一線を画す説得力がある。ガリっとしていて香ばしい衣、辛すぎないもののスパイシーなフィリング。一口目から伝わるわかりやすいおいしさがあり、それでいてまた食べたくなる印象的な味わいなのだ。

持ち帰って温め直しても、冷めてもおいしい


レシピを聞くと、当然にしてこだわりが満載だった。自家製フィリングの具材には牛の挽き肉のほか、金時豆、マッシュルーム、フライドオニオンを使用。これらを15種類のスパイスとともに煮込み、計2日間かけて仕込む。

完成したフィリングを生地に包み込んでいく


生地は吟味したカナダ産の小麦と生イーストを使い、カレーパンの衣に使うパン粉用の生地も焼き、粗めに挽いてガリっとした食感を狙う。揚げる時間は約5分だが、クリスピーにするためにこんがりと仕上げるのも大切な工程だ。だから持ち帰って温め直しても、たとえ冷めたままでもおいしく味わえる。

1日に揚げる回数は、50回以上にもなるとか


事実、カレーパンをまとめてたくさん買うお客も多いという。同じように、ぜひツオップに行ったら自宅用も買っていただきたい。ただ土日をはじめとする混雑時には、購入個数が制限されることもあるのでご注意を。

東京ウォーカー編集部

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