ポイントは5つ! 雨の日の旭山動物園を楽しむ方法、教えます
北海道ウォーカー
せっかく旭山動物園へ行こうと思っていたのに、雨が降ってがっかり……なんて方もいるのでは? でも、そこでお出かけを取りやめるのはもったいない! 今回は雨でも楽しめる、旭山動物園の5つのポイントを紹介しますね!

無料で借りられるレンタル傘がある!

旭山動物園の3つの出入り口、正門・西門・東門すべてで、傘の無料貸し出しを行っているんです。なので、いきなり雨が降ってきても大丈夫! 返却はどの出入り口でもOK。もちろん、持ち帰っちゃダメですよ。
雨の日だからこその観察ができる!

雨が降ったからといって、動物園は休みにはなりません。「服が濡れる、靴が汚れる」と嫌がるのはヒトくらいで、動物たちは雨降りの中でも普通に放飼場で過ごします。雨を弾きながら泳ぐ水鳥の羽根を見たり、ぬかるんだ地面に残った足跡を発見したり、じっと雨宿りする動物の姿など、雨の日だからこそ観察できるものも。ちなみに、給餌しながら動物の解説をする「もぐもぐタイム」など、ガイドイベントは雨でも行われますよ(天候によっては中止になる場合あり)。


雨が降ると活発になる動物もいる!

ペンギンやアザラシといった水中で活動する動物たちにとっては、雨なんてへっちゃら。アザラシは雨脚が強くなるとプールの水面をジャンプする姿が多く見られることもあるんだとか。「あざらし館」では、屋内で大型水槽やマリンウェイ(円柱水槽)を泳ぐ姿も見られるので、外でも中でも楽しめますね。ちなみに、イワトビペンギンは今年6/7、4年ぶりにヒナがふ化! 屋内放飼場で子育てのようすを観察してみるのもおすすめです。
屋内展示&手書きパネルをたっぷり見て回る!

さきほども登場した「あざらし館」、「ぺんぎん館」のほかにも、屋内で楽しめる施設はいろいろ。氷の下の海をイメージしたホール天井にホッキョクグマやアザラシの模型が吊るされている「ほっきょくぐま館」、カバが泳ぐ姿が見られる「かば館」地下にはアフリカで暮らす昆虫たちがいたり(ゴキブリ、ヤスデといったけっこうエッジの利いた方々)、遊具が充実している「ちんぱんじー館」など、中でも十分楽しめます。各所に設置された手書きパネルをじっくり読みながら回ってみてくださいね。



はく製見学&レアな資料に触れてみる!


「こども牧場」より少し坂を上がった場所にある「動物資料展示館」には、過去に旭山で飼育していたアジアゾウの骨格見本やローランドゴリラのはく製など迫力たっぷりの展示が! また、2階にある「動物図書館」では、約2600冊という膨大な動物資料に触れられるほか、園内にいる動物の生態や特徴が分かる「おりがみ絵本」を作って持ち帰ることもできますよ。また、開園当初からのレアなパンフレットや、旭山動物園のニュース誌「モユク☆カムイ」や「動物園だより」のバックナンバーを読んで、旭山の今と昔、そして動物のちょっとマニアックな情報を調べてみるのも面白いですね!


天気ばかりはどうにもなりませんからね、雨だといってがっかりせず、雨降りならではの楽しみ方を旭山動物園で体験してみてくださいね!
※写真提供:旭川市旭山動物園
旭川市旭山動物園 ■開園期間:夏期開園4月28日(土)~11月3日(祝) ■時間:夏期開園9:30~17:15(入園は~16:00)、10月16日(火)~11月3日(祝)は9:30~16:30(入園は~16:00) ■住所:旭川市東旭川町倉沼 ■電話:0166・36・1104 ■料金:大人820円、中学生以下無料【北海道ウォーカー編集部】
出村聖子
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