SPECIAL OTHERS「“音は楽しい”と伝える手段は、 結局、音楽しかないと思うんですよ」インタビュー at NAGOYA
東海ウォーカー
人気インストゥルメンタルジャムバンドたるSPECIAL OTHERSが、アコースティックプロジェクト・SPECIAL OTHERS ACOUSTIC(以下SOA)名義の2作目を発表。名古屋を訪れたメンバーに話を聞いた。


――SOA名義では2作目ですが、前作からの活動を振り返り、変化は感じますか?
芹澤優真(以下S)「エレクトリックの簡易版ではなく、『SOAをバンドとして確固たるものに』という気持ちで作りました。アコースティックだけどオレらの音楽として踊れる、みたいな」
――「WOLF」という曲が今回のアルバムを象徴していると感じました。
柳下武史(以下Y)「今回の制作の最後に録った曲です。いろいろな曲が完成したあとなので、無理に『こういうのを当てはめよう』というのはなかったかな」
S「手拍子を入れてみたり、ギターを2本にしてみたり。そういう自由な表現ができているのもSOAならでは、だと思います」
――「WOLF」「STEADY」はチェコ・プラハで撮影されたミュージックビデオも公開されています。なぜプラハを選んだのですか?
S「どうにかして海外旅行に行きたいから、『ミュージックビデオを海外で撮りたい』って思ったことがすべて(笑)。プラハも特に意味はなくて」
Y「音楽だから、『仕事でやってます』よりも、『楽しくやってます!』って行動する方が見ている人も楽しいはず。だからプラハも、ただただ楽しみました(笑)」
――アルバムタイトルの「Telepathy」には、どんな意味が込められていますか?
S「“テレパシー”っておもしろくて、誰も存在を知らないのに、当たり前のようにみんなが理解しているんですよね。それって音楽も同じ。暗い音を聴いたら暗い気持ちになるし、明るい音を聴いたら心も晴れやかになる。テレパシーと音楽、どちらも理屈や分析では説明できないものがあると思うんですよ」
――SOAがテレパシーで伝えたいことは?

S「音と同時にメッセージ(言葉)を伝える、そんな曲もアリだとは思います。一方でオレらは“楽しい”というのを、“音”あるいは“楽曲”だけで伝える。言葉を使わずに伝えるという意味で、テレパシーという感覚が強いのかもしれません」
――開催中のリリースツアー、7月7日(土)の名古屋公演が楽しみです。
Y「オレらも楽しみですね。『名古屋の人はお祭り好きなのかな』って感じるくらい、いつも盛り上がりますしね!」
東海ウォーカー編集部
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