映画「名前」主演! 駒井 蓮さんにインタビュー

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津田寛治とのW主演で臨むヒューマンミステリー


「選ばれた時、うれしさよりもビックリした気持ちの方が大きかったです」


 6/30㊏公開の映画「名前」。家族のあり方や思春期特有の心の揺れなどを描いたヒューマンミステリーで、津田寛治さんとW主演を務めている駒井 蓮さん。

「私はオーディションを受けて、この作品に出演させていただきました。主演が津田さんだと知っていましたが、選ばれた時、うれしさよりもビックリした気持ちの方が大きかったです」

 妻と別れ、経営していた会社が倒産。茨城の片田舎に身を寄せる中村正男(津田)。自らの身分を偽って日々を過ごしていた正男だが、嘘がバレそうになった時に一人の女子高生が現れ、危機を逃れることができた。その女子高生・葉山笑子を、駒井さんが演じている。

「笑子は、本当に自分がわかっていない子なのかなって思いました。お母さんに素直に甘えられなかったり、学校の友達にも壁をつくっているようなところがありますから。でも、正男と出会ったことで、演劇部に入部したり、笑子自身にもいろんな変化が生まれてきました。いろんなことに対して逃げていたところがあったのですが、だんだんと現実と向き合っていく姿が描かれているので、そこがおもしろいところだなと思いました」

【写真を見る】「10 代って、青春だったり思春期だったりすると思うのですが、自分の目の前にあるものを効率的に行うことができない年代だと思うんです」


 家族や親子、友人との関係性など、いろいろと考えさせられる作品に仕上がっている。

「10代って、青春だったり思春期だったりすると思うのですが、自分の目の前にあるものを効率的に行うことができない年代だと思うんです。だからこそ、目の前のものに向かっていく姿に共感できるんじゃないかなって思いますね。最初は正男の視点から始まって、そのあとに笑子の視点で、最終的には視点が行ったり来たりする作品になっていて、張られた伏線が回収されていく感じが見ていて楽しいです。ぜひいろんな年代の方に観てもらいたいですね」

映画「名前」は6/30 ㊏から新宿シネマカリテほかで公開©2018 映画「名前」製作委員会


映画「名前」6/30㊏公開

直木賞作家・道尾秀介が書き下ろしたオリジナル原案を元に、津田寛治と駒井蓮のW主演で映像化された作品。親子のあり方や思春期の心の揺れ動きが描かれており、せつなさや温かさを感じさせる物語になっている。6/30㊏から新宿シネマカリテほかで公開。

監督=戸田彬弘 脚本=守口悠介 出演=津田寛治、駒井 蓮、勧修寺保都、松本穂香、内田理央、池田良、木嶋のりこ、金澤美穂、波岡一喜、川瀬陽太、田村泰二郎、西山繭子、筒井真理子ほか

撮影=石塚雅人/取材・文=田中隆信/編集協力=千葉由知(ribelo visualworks)

週刊東京ウォーカー+編集長 野木原晃一

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