石橋徹郎 朴璐美 山路和弘による三人芝居 傑作心理劇『死と乙女』チケット好評発売中!

2018年7月1日 17:00更新

東京ウォーカー(全国版) 国分洋平

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石橋徹郎

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朴璐美

朴璐美

山路和弘

山路和弘

これまで三度のタッグを組んできた日本の演劇シーンの中で異才を放つ演出家・東憲司とジャンルに囚われず活動し続ける朴璐美。

その2人が挑む4度目の舞台『死と乙女』が、2018年7月26日(木)から上演を開始する。現在、チケット好評販売中だ。

チリ国籍の作家アリエル・ドーフマンによる『死と乙女』は、「抵抗三部作」の1作。ローレンスオリビエ賞(最優秀戯曲賞)やトニー賞(主演女優賞、グレン・クローズ)を受賞した作品で、1994年にはロマン・ポランスキー監督が映画化している。

今回の舞台では、二人のタッグに加えて、青年座・山路和弘と文学座・石橋徹郎を招いて傑作心理劇に挑戦。演劇の猛者たちが限界を超えたバトルを繰り広げる意欲的作品だ。

舞台の主催・企画製作は、朴璐美がプロデュースする舞台製作チーム「LAL STORY」が担当しており、同チームにとってこの公演がストレイトプレイシリーズの旗揚げ公演となる。

「やった側は忘れる、やられた側は忘れない、そしてそれを見ていた者は忘れたい、三者三様の三人芝居です。忘れてはいけない、真実を見つめなければならない、という重いテーマの作品ですが、お客様にはあえて“痛み”を受けにきていただきたい。痛みを受けたうえで、大切なものは何か、考えていただくきっかけになるお芝居を目指しています」―朴璐美

骨太で猥雑な群像劇を得意とする作家でもある演出の東が、三人の演者の緊迫した台詞の応酬からなる、密室劇の様相を帯びた心理サスペンス劇を描き出す。

演劇ファンも、そうでない人も、期待して観てほしい作品だ。

<舞台「死と乙女」ストーリー>

独裁政権が崩壊し、新政府が正常を取り繕っている某国。ポリーナ(朴璐美)は、かつて学生運動に加わり、治安警察により誘拐・監禁され、その時の事がトラウマとなり過去から脱却出来ずにいる。新政府よりキャリアを約束されようとしているポリーナの夫・ジェラルド(石橋徹郎)でさえ、妻の汚された肉体と精神を癒すことが出来ない。

ある夜、車がパンクし立ち往生していたジェラルドは、通りがかりの一人の医師・ロベルト(山路和弘)に助けられ、彼を家に招きいれる。ポリーナはロベルトの声に戦慄した。その声こそ、シューベルトの弦楽四重奏曲『死と乙女』をかけながら何度も拷問・恥辱した男の声だと…ポリーナの復讐心が燃え上がる。

――あなた、あの男をレイプして――

忌まわしい過去を自ら裁こうとするポリーナ、自身ではないと身の潔白を主張するロベルト、妻の思い込みだと暴走を諌めようとするジェラルド。

銃口を向ける妻は正気なのか。過去を明かす医師の言葉は本当なのか。食い違う3人の主張。何が真実で、何が嘘なのか。駆け引きの果てに見えるそれぞれの正義とは。シューベルトの『死と乙女』の調べに乗せ、過去との闘いが始まる。

LAL STORY『死と乙女』

LAL STORY『死と乙女』

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