2億PV超の花火特集からウォーカープラス編集長が選出!「“夢”の花火大会」マイベストイレブン
東京ウォーカー(全国版)
サッカーの祭典も試合数を重ね、各チームの優れた点や、逆に修正点が浮き彫りになってきており、チーム編成の難しさとはまった時の爆発力にサポーターも一喜一憂する日々。そんななか、自分なりのチーム編成を気軽に疑似体験できると、Twitterで公開され盛り上がっているのが「#マイベストイレブン キャンペーン」だ。元サッカー選手や解説者をはじめタレントなどもこぞって参戦し、ベストイレブン作成も熱を帯びている。
そこで今回は2億PV超の花火特集を展開するウォーカープラス・浅野編集長に、「花火大会」をテーマにマイベストイレブンを作成してもらった。

「人々が一喜一憂、胸を熱くするサッカーの祭典と、感動を巻き起こす全国の花火大会とを重ねあわせて、豪華すぎるドリームチームを作ってみました。1大会だけでも多くの人を感動させる大会がこうやって並ぶと壮観ですね。それもそのはず、公表されている各大会の昨年の人出をすべて足すと、なんと588万人近い人がこれらの花火大会を訪れ、熱狂しているんです」と語ってくれた。
チーム編成について聞いてみると、「今回はスタープレーヤーが一堂に会したということもあり、ガチガチの布陣です(笑)。350年以上の歴史を誇る大会が守護神としてゴールを守るのをはじめ、ディフェンダー陣には各エリアの代表大会を配置しました。中盤にはテクニックで魅せる大会を配し、そしてフォワード陣には攻撃力抜群の日本三大花火大会が並びます。特に左サイドは僕の地元の茨城産、肝いりなので要注目ですね(笑)」と、その采配に自信をのぞかせていた。

フォーメーション:3-3-4「全国のスタープレーヤーで固める“夢の花火大会」
FW:土浦全国花火競技大会、全国花火競技大会「大曲の花火」、長岡まつり大花火大会
MF:足立の花火、隅田川花火大会、あつぎ鮎まつり大花火大会
DF:2018道新・UHB花火大会、みなとこうべ海上花火大会、なにわ淀川花火大会、名古屋みなと祭花火大会
GK:筑後川花火大会
第359回 筑後川花火大会(福岡/GK)
「抜群の安定感とはまさにこのことです。筑後川花火大会は1650年(慶安3年)の水天宮落成祝賀をその始まりとし、350年以上の歴史を持つ久留米市の花火大会。筑後川に映る迫力満点のナイアガラや尺玉など、1万8000発が打ち上げられるスケールの大きさは西日本屈指の規模感で、ゴールキーパーに必要な安定感を体現しているような存在です。打ち上げは京町会場と篠山会場の両会場の対岸より行われ、夜空をカラフルに彩る豪華な花火に感動すること間違いなしです」
2018道新・UHB花火大会(北海道/DF)
「ディフェンス陣には、北海道・関西・東海の各ウォーカー誌が信頼するそのエリアの代表選手をそろえました。北海道代表は2018道新・UHB花火大会。趣向を凝らした創作花火や、豪快なワイドスターマインなど、約4000発の花火が札幌の夜空を彩ります」
兵庫県政150周年記念イベント 第48回みなとこうべ海上花火大会(兵庫/DF)
「日本新三大夜景にも選ばれた兵庫県神戸市の夜景をバックに開催される海上花火大会です。尺玉やスターマイン、仕掛け花火が神戸港一帯をまばゆく照らし出し、海と一体化する演出は見事のひと言。打ち上げ場所をグルリと囲むように海辺へ集まった観客がその大迫力に圧倒される様子は、センターバックの闘志あふれるプレーに観客が息をのむ姿と重なります」
第30回なにわ淀川花火大会(大阪/DF)
「1989(平成元)年に市民ボランティアによる手づくりの花火大会としてスタートした、なにわ淀川花火大会。今や大阪の夏の風物詩として、最大級の規模と人気を誇る花火大会になりました。この業界ではまだ若手の部類に入るこの大会は成長が楽しみ。30回の節目となる2018年はこれまでにない趣向を企画しているとのことで、世界に羽ばたく若手選手に期待するように、人々の夢を託された大玉の花火が打ち上げられます」
第72回海の日名古屋みなと祭花火大会(愛知/DF)
「海の日名古屋みなと祭のラストを飾る、愛知県名古屋市の花火大会です。10号玉をはじめとした大玉連発や、芸術性豊かな創作スターマインなどが打ち上げられる本大会。フィナーレには、音楽とシンクロさせたメロディー花火が、観客であふれそうになる港と夏の夜空を彩ります。華麗なプレーで敵の攻撃をシャットアウト、仕事をきっちりこなすタイプですね」
第40回足立の花火(東京/MF)
「攻守の要である中盤には密な連携が取れるよう、関東近郊を長年盛り上げてきた花火大会を配置しました。そのなかでもピッチの中央を担うボランチに重要なのがスピード。ここは東京の夏花火では最も開催が早い足立の花火が適任ですね。1時間で約1万3600発を打ち上げ、高密度に凝縮された構成も魅力です。史上初の二重ナイアガラをはじめ、スターマイン、クライマックスの曲に合わせた花火など多彩なプログラムで飽きさせない。攻撃のパターンに底が見えないファンタジスタの一面も見逃せないですね」
第41回隅田川花火大会(東京/MF)
「起源は1733(享保18)年の『両国の川開き』に由来するという、伝統、格式共に関東随一の花火大会です。歴史の流れの中で何度かの中断を経て、1978(昭和53)年に隅田川花火大会として復活しました。数々のコンクールで優秀な成績を収めた花火業者が一堂に会して競う花火コンクールが開催されます。腕自慢の花火師たちの競演が見もので、各社が披露する新作花火も必見。大玉こそないものの、美しいスターマインの完成度には定評があるところだ。昔は神童と謳われるもケガに悩まされ苦労の絶えないベテラン選手、その活躍には見た目以上のドラマがあります」
第72回あつぎ鮎まつり大花火大会(神奈川/MF)
「神奈川県厚木市で2日間にわたって行われる『あつぎ鮎まつり』の初日夜に行われる花火大会。スターマインで始まり、大玉、創作花火などが次々と打ち上がる多彩なプログラム。フィナーレは県下最大級のスケールを誇る『大ナイアガラ』と、何でもそつなくこなす優等生タイプですね。こういった選手が中盤にいると、攻撃陣も思い切ったプレーができるんです」
第87回土浦全国花火競技大会(茨城/FW)
「“鉄壁”のドリームチームですが、攻撃陣はそれだけではありません。普段は安全に細心の注意を払い丁寧な仕事をする花火師たちが互いの意地をぶつけ合い火花を散らす競技花火大会を3トップに据えました。そのなかでも突破口として左サイドを切り裂く役目を任せたのが、日本三大花火の一つともいわれる、1925年(大正14年)から続く土浦全国花火競技大会。全国の煙火業者約60社が技を競い合う、国内屈指の大会です。競技は、速射連発のスターマイン、発色や煙火の開き方を審査する10号玉の打ち上げ、型物や新しい技術を披露する創造花火の3部門構成で行われます。3部門それぞれの優勝者の中から、煙火技術の向上に貢献し、観客を魅了した最も優秀な煙火業者には内閣総理大臣賞が授与されます。今年の煙火のトレンドも分かる大きな大会ということもありますが、やはり出身地の選手を応援したくなるものですね(笑)」
第92回全国花火競技大会「大曲の花火」(秋田/FW)
「センターフォワードは、言わずと知れた大曲の花火です。1910年(明治43年)から続く、秋田県大仙市の花火競技大会。全国の花火師が技を競い合うコンクール形式で行われ、“昼花火”、“10号玉の芯入割物の部”、“自由玉の部”、“創造花火”の4部門があります。自分で製造、持参して打ち上げることが大会への参加条件で、デザイン、色彩、創造性を重視して審査が行われます。内閣総理大臣賞も授与されるなど、権威のある大会。また、名物となっている大会提供花火では、音楽に合わせたワイドスターマインなど、斬新な花火が登場します。日本三大花火大会のひとつにも数えられ、花火大会界の顔ともいえる有名選手にはやはり何かを期待してしまいますね」
長岡まつり大花火大会(新潟/FW)
「右サイドを攻めるのも日本三大花火大会のひとつに数えられる花火大会。名物の正三尺玉が3連発で打ち上げられます。全長約2kmにもおよぶ復興祈願花火『フェニックス』は、両日とも5分のフルバージョンで圧倒的な大スケールを堪能できます。ほかではなかなか見られない大型花火の競演が楽しめる本大会は、その背中でこのドリームチームを目指す先を示してくれるチームキャプテンのような存在ですね」

作成したベストイレブンはウォーカープラスのTwitterアカウント(@walkerplus_news)にて発表・投稿しているが、フォロー&投稿をリツイートした方の中から抽選で、夜空に打ち上がる花火を美しく撮影できる「コンパクトデジカメ」を1名にプレゼントするというサプライズ企画を実施(※締切:7/5<木>正午)。
今年の花火大会はぜひこの記事を参考にサッカーも花火大会も楽しんでほしい。
ウォーカープラス編集部
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