ヒナがかわいい! 北海道で見られる「タンチョウ」に会えるスポット
関西ウォーカー
北海道の観光名所の一つが、釧路湿原。日本最大の湿原は、植物や野生動物の宝庫で、特にこれからの季節は湿原の真ん中を行くカヌーのツアーや電車の旅が人気で、避暑も兼ねて東京や関西から多くの観光客が訪れます。

とはいえ、野生動物を見られるかどうかは運次第。そんなときのためにぜひ立ち寄ってほしいスポットがあります。

それは、釧路市丹頂鶴自然公園。釧路湿原は北海道でしか見られないタンチョウの生息地として有名ですが、確実にその姿を拝みたいのなら、ぜひこの公園は押さえておきたいところです。
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この釧路市丹頂鶴自然公園は、1952(昭和27)年に国の特別天然記念物に指定されたタンチョウの保護育成を目的として作られた公園で、公園内ではタンチョウ約20羽が、自然のままに放し飼いされています。
ちなみにここは北海道産タンチョウの人工孵化に成功した場所でもあり、2018年は5月1日に1羽目が、6月15日に2羽目が誕生しました。例年は1羽生まれることが多いそうですが、今年は2羽誕生するという当たり年だったようです。

タンチョウとふわふわのヒナがたわむれる姿を見かけると、思わずほっこり。タイミングが良ければ、親鳥がヒナに餌を与える様子も観察できます。
7月初旬であれば、ヒナからたくましく成長した若き勇姿を見ることができるかもしれません。優雅でフォトジェニックなタンチョウは、インスタ映えもバッチリです。

天候にかかわらず一年中いつでもタンチョウが観察できる公園ですが、特に晴れた日は、のんびりと散歩をするのに最適です。また展望台からは飼育場を一望することができますよ。
釧路湿原や摩周湖、阿寒湖、屈斜路湖など、水辺の絶景ビューが堪能できる道東エリアは、心にビタミン補給をするのにぴったりな場所ですね。風光明媚な眺めはもちろん、タンチョウたちにたっぷりと癒やされてみては。
釧路市丹頂鶴自然公園 ■住所:釧路市鶴丘112 ■電話:0154・56・2219 ■時間:4月10日~体育の日9:00~18:00 体育の日の翌日~4月9日9:00~16:00 ■休み:なし ■入園料大人470円、 小中学生110円【関西ウォーカー編集部/PR】
山崎伸子
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