NGT48チームG「逆上がり」公演 本間日陽 「1期生だけで一から作り上げていくチームということで、キャプテンをやってみようと思いました」
東京ウォーカー(全国版)
本間日陽さんがキャプテンを務めるNGT48チームGが始動!

7月1日、NGT48の2つ目のチームとして新たに誕生したチームGが、新潟・NGT48劇場で初日公演を行った。演目は当日まで明かされていなかったが、大島優子さんや宮澤佐江さん、秋元才加さんらが在籍したAKB48チームKがスタートさせて、その後、姉妹グループが引き継いできた「逆上がり」公演がチームGの1st公演となった。初日公演を前に、ゲネプロ(最終通し稽古)を取材陣に公開した。


チームGは、チームNⅢからの移籍となる小熊倫実さん、菅原りこさん、中井りかさん、長谷川玲奈さん、本間日陽さん、村雲颯香さん、山口真帆さんに、研究生から昇格した角ゆりあさん、日下部愛菜さん、中村歩加さん、奈良未遥さんを加えた11名。初日公演は新チームNⅢからのサポートメンバー、清司麗菜さん、太野彩香さん、西村菜那子さんも参加し、14名で行われた。


「逆上がり」公演は冒頭に寸劇が取り入れられており、いじめなど重いテーマのものも多かったが、チームGでは、菅原りこさんが「チームGキャプテンの菅原りこです!」と、勝手にキャプテンを名乗り、メンバーから突っ込まれるというコメディタッチのお芝居で場を和ませた。「掌」「逆上がり」「否定のレクイエム」などを披露し、ユニットコーナーでは「エンドロール」で小熊倫実さんらがクールなダンスを見せ、「わがままな流れ星」では菅原りこさんと奈良未遥さんが可愛さを前面に出したパフォーマンスで楽しませてくれた。


中井りかさん、山口真帆さん、西村菜那子さんによる「抱きしめられたら」は大人っぽい雰囲気を出し、「虫のバラード」では本間日陽さんが感情溢れる歌声をしっかりと聴かせてくれた。後半は「海を渡れ!」「街角のパーティー」「ファンレター」を披露し、アンコールでは「春はどこから来るのか?」「Maxとき315号」を歌い、「To be continued」で締めくくった。ダンスで魅せる楽曲の多い「逆上がり」公演は、ダンスが得意なメンバーの多いチームGと相性も良く、完成度も高かった。



演目と同様、チームGのキャプテンと副キャプテンも当日まで公表されていなかったが、キャプテンは「春はどこから来るのか?」でセンターを務め、AKB48 53rdシングル 世界選抜総選挙で16位にランクインした本間日陽さんがキャプテンを、同じく70位にランクインした山口真帆さんが副キャプテンを務めることが発表され、初日本番前に、昇格メンバーの代表である奈良未遥さんと3人で囲み取材を行った。


「キャプテンに指名されたのは1か月半くらい前ですね。ちょうどこの公演の練習が始まる前だったと思います。(キャプテンに)なりたいという願望はあまりなかったんですけど、支配人からお話をいただいて、1期生だけで一から作り上げていくチームということで、やってみようと思いました」と本間日陽さんが答え、山口真帆さんも「私も同じ時に支配人からお話がありました。こういう役職はやりたい子がやって、責任感が生まれるのが一番だと思っていたのですが、キャプテンをひなたん(本間)がやってくれるということで、ひなたんは尊敬できるメンバーなので。チームGのメンバーは一人一人の意識が高いので、私なんぞがつとまるのかなと思ったのですが、みんながしっかりしてくれているし、私も頑張って、お互い高め合える存在になれるように、チームGを支えていきたいなと思っています」と決意を表明。


奈良未遥さんは昇格して正規メンバーとなった喜びを伝えつつ、「ひなたんと真帆ちゃんがキャプテンと副キャプテンになったことで、これまではレッスンの時に自分から意見を言い出しにくかったんですけど、チームGになってからは『ここはこうしたほうがいいよ』とか、全体も個人も見られるメンバーも多くて、特に二人が先頭を切って『ここはこうしよう』ということが多くなったので、そのたびにチームの団結力が上がっていて、一人一人がくっついて大きなチームGというものができているなって感じるので、頼もしい二人についていきたいと思います」とチームGの良さを語ってくれた。

取材・文/田中隆信
週刊東京ウォーカー+編集長 野木原晃一
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