歴史も味も奥深い！福岡・唐人町＆港エリアのおすすめパン屋さん3軒

2018年7月5日

九州ウォーカー

X(旧Twitter)で
シェア Facebookで
シェア

福岡へ行こう！のまとめに戻る

福岡市中央区の唐人町・港エリアは、唐人町商店街などがある福岡市の生活圏。老舗の名物ソフトフランスや本格的なハード系など、いろいろなパンが手に入る。地元の人が足繁く通う店で、好みのパンを見つけよう。

パン職人歴60余年！こだわりが凝縮「シモン」

「シモン」は自家製天然酵母のパンが自慢。9:00〜12:00がパンが多くそろう時間帯だ。第1日曜日はお客様感謝デーでパンが3割引とお得！

すべての画像を見る(9件)

「シモン」のパン職人歴60余年のオーナー・平田健太郎さんが作るパンは、自家製の天然酵母がおいしさの決め手。フランス製の石窯を使って焼き上げた約100種類のパンは、石臼で挽いた粉や天然塩を用いるなど素材にとことんこだわっている。

「シモン」の人気商品「ソフトフランス」(751円)。砂糖、塩、小麦粉、イーストのみを使って、窯で約30分焼き上げる

【写真を見る】「シモン」の「100%レーズン」(594円)。ラム酒で煮たレーズンを使用。生地にも味が染み込んでいる。1/2は297円

人気商品は、長さ60㎝、重さ1㎏にもなる巨大な「ソフトフランス」(751円)だ。1日に100斤は売れるというモチモチの「米粉食パン」(237円)にも注目。吹き抜けになった2階には、イートインスペースもあるので買ってすぐ食べるのもいい。

［シモン］福岡県福岡市中央区港2-15-5 / 092-741-6175 / 6:00～20:00※イートインは9:00～17:00 / 第2日曜休み

天然酵母や無農薬野菜の“健康パン”「La Brioche」

「La Brioche」のイタリアの田舎の食料品店をイメージした店内。イートインスペースにはテーブルが3つあり、コーヒーサービス(100円)もあるのでその場でさっそく食べるのもいい

「できる限り自然に近い材料を使う」と話す、「La Brioche(ラブリオッシュ)」のオーナーの沖敏文さん。奄美大島の黒糖や北海道産の牛乳といった素材をはじめ、総菜パンには無農薬野菜を使うなど、食は命をモットーにした安全なパン作りを目指す。

「La Brioche」の「食パン」(630円)。レーズン種を使った自家製天然酵母で焼き上げる。ハーフサイズは320円

「La Brioche」の「特製カレーパン」(280円)は創業から不動の人気を誇る。中には国産牛がゴロリと入っている。限定30個

1日に2回焼き上げる自家製天然酵母の食パンは、すぐに売り切れる人気メニューだ。イタリアの田舎の食料品店をイメージした店内には、約40種類のパンの他、ソーセージやオリーブオイルなどのサイドメニューも豊富にそろう。

［La Brioche］福岡県福岡市中央区荒戸2-1-19 / 092-751-4628 / 7:30～19:30 / 無休

赤坂の人気店の味が唐人町でも楽しめる「BREAD 唐人町店」

有名店で修業した店主が開いた赤坂の「BREAD」の2号店で、地下鉄唐人町駅の4番出口を出てすぐの場所にある。こぢんまりとした店内では、本店と同じラインナップのパンを1日2回焼きたてで運び、販売する。

「BREAD 唐人町店」でパンが多くそろう時間は7:30、11:00。赤坂の本店は焼き上がると早朝6:30くらいには店をオープンしている

小麦粉や牛乳本来の甘味も感じる総菜パンの他、あんパンやクリームパンなどの菓子パン、本格派のバゲットといった商品の数々は、どれもハイレベル。

「BREAD 唐人町店」の「くるみとゴルゴンゾーラのリュスティック」(227円)。フランスパンに、クルミとゴルゴンゾーラを練り込んでいる

「BREAD 唐人町店」の「クランベリー＆クリームチーズのカンパーニュ」(248円)。キリのクリームチーズを使用した人気商品

サンドイッチやドリンク、スイーツもあり特に焼き菓子が評判。人気の「ひと口フィナンシェ」(6個入り、チョコ・プレーン各292円)、「ビスコッティ」(162円)、ほろほろとした口溶けの「スノーボール」(プレーン292円、ココア151円)など、プチプライスな商品が並び、ちょっとしたおみやげやおやつにもぴったりだ。

［BREAD 唐人町店］福岡県福岡市中央区唐人町1-4-3 / 092-715-5520 / 7:30～19:00※売切れ次第終了 / 日曜休み

九州ウォーカー編集部