創業120年以上! 小樽で愛される老舗・新倉屋本店の限定メニューは?
北海道ウォーカー
明治の終わりから昭和の初めにかけて、小樽は日本有数の港湾都市として栄え、人も店も賑わいをみせていました。そんな時代に生まれたお店が今でも数多くあり、小樽の街で出合うことができます。

そのひとつ「新倉屋」は、1895(明治28)年に創業した老舗の和菓子店。現在市内に4店舗を構えますが、創業の地である花園エリアにあるのが本店。JR小樽駅から歩いて10分ほどの、小樽花園銀座商店街の一角にあります。お店に入ると、季節のものから定番まで美味しそうなお菓子がいっぱい!


おすすめは、1936(昭和11)年頃から売られている「花園だんご」(1本97円。黒あん、白あん、抹茶あん、胡麻、正油の全5種)。80年以上も愛されている小樽名物なんです。その日の天候を見極めて作る昔ながらの製法を守っているため、賞味期限は当日のみなのですが、食べてみるとそれも納得の絶妙なモチモチ感! だんごはもちろん、あんやタレで使っている原材料のほとんどを北海道産にこだわっています。

売場の隣にはカフェスペースも。地域の喫茶店がなくなりつつある今、地元住民の憩いの場や、観光での散策中に飲み物とお菓子でひと息つける現代版「峠の茶屋」になれたら、というお店の思いから生まれたそう。
そんなカフェスペースでは、店頭で販売されている名物の「花園だんご」をドリンクとともに味わうことができるなど、見逃せない本店限定メニューがそろっています!

本店限定の「お抹茶セット」(680円)は、「花園だんご」5種類から好きな味を2本選んで、抹茶と一緒に味わえる、年代を問わず人気のメニューです。

今年2018年の春に新登場した「どらやきソフト」(380円)も注目です。新倉屋オリジナルのソフトクリームと、温かいどらやきの「あつひや」がコラボした一品。こちらも本店限定の美味しさです!

「冷やししるこ」(600円)は、なめらかなこしあんと香り高い抹茶アイスの組み合わせに、「花園だんご」と同じだんごが4つのります。これも本店だけで味わえる夏の風物詩。

ちなみに、おみやげにおすすめなのは、つぶあん入りの日持ちのするだんご「花園三色だんご」(6本組入799円)。「花園だんご」は賞味期限が当日なので、遠方に持っていくならこちらがぴったりですよ。1本(140円)から販売しているので、カフェメニューにプラスして楽しむ人も多いのだとか。
小樽観光の定番といえば運河や堺町通りの散策ですが、坂道をてくてく歩いて昔ながらの商店街にある老舗に立ち寄ってみるのも、小樽らしい趣があっていいですね。
新倉屋花園本店 ■小樽市花園1-3-1 ■電話:0134・27・2122 ■時間:9:30〜18:00(カフェメニューLO16:00、ドリンクLO17:00) ■休み:なし ■席数:カフェスペース18席(禁煙)
浅野陽子
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