ホンダの旧車&名車約60台が元気に走行!ホンダコレクションホール20周年走行会開催レポート
東京ウォーカー(全国版)
7月16日(祝)、ツインリンクもてぎ内にある「ホンダコレクションホール」の開館20周年を記念して、「ドリームCB750FOUR」、「シビック CVCC」、「CB1100R」、「プレリュード」など、Hondaを代表する自動車とオートバイ約60台がデモンストレーション走行を行った。

このイベントは、同ミュージアムが所有するHonda車両を実際に走らせるというもの。初めて「Honda」の名が付けられた製品「自転車用補助エンジン Honda A型」や最初の四輪車「T360」、そして最新の燃料電池車「クラリティ FUEL CELL」まで、様々な自動車やバイクが登場した。



旧車には厳しい酷暑の中、ホンダミュージックが響き渡る
当日は35度近い晴天。古い車両にとっては厳しいコンディションとなったものの、どのマシンも絶好調!ホンダミュージックと形容される素晴らしい排気音を茂木の山々に響かせていた。中でもCBと呼ばれるオートバイ群や、NSXやインテグラTYPE-R、シビックTYPE-Rに搭載するVTECのサウンドは感嘆の一言。

会場からは「昔、これに乗ってデートに行った」という人や「家族で旅行したなぁ」という懐かしい声も聞かれた。

マシンはどれもミントコンディション。しかも実際に動くというから驚きだ。ホンダコレクションのメカニックに話を伺うと「初期のモデルは、本当に部品がないんですよ。壊れた時は世界中から探してつけています。今日は本当に動いて良かった」と安堵の表情をのぞかせた。

ドライバーやライダーは、ツインリンクもてぎ「アクティブセーフティートレーニングパーク」のインストラクターのほか、モータースポーツの世界で活躍するプロのドライバーやライダーが参加。

その中の一人、ライダーの伊藤真一氏は「ホンダ最初の製品であるA型が今でも快調に動くことに驚きました。なによりA型から最新の製品まで一本の筋が通っているんですよ。これに驚きました」と感想。またドライバーの道上龍氏は「とあるゲームの企画でトゥデイを走らせたのですが、その時は最悪で(笑)。でも今回、実車に乗って印象が変わりました。正直欲しいですね」と思いを新たにしたようだ。

「ホンダコレクションホール開館20周年記念 市販製品特別走行」は、9月24日(月・振休)の10:00~16:00に第二回目を行う予定だ。Hondaの珍しい車種や名車が一堂に会して走るのは滅多にない機会。ぜひ足を運んでみてはいかがだろう。
栗原祥光
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