いくらなんでもこだわりすぎ!?東海エリアのディープすぎる博物館を発見!
東海ウォーカー
東海エリアには、あるジャンルに特化したディープな施設が点在。この夏は、どこかなつかしいアレを集めた施設や、かわいすぎるアレを世界中から集めた施設など、“○○を極めた博物館”を訪れてみよう!
約3万体を展示するフィギュア天国!!

「万協(ばんきょう)フィギュア博物館」(三重県多気町)では、医薬品や化粧品の製造を行う万協製薬の社長・松浦信男氏が数十年かけて収集してきた約3万体のフィギュアすべてを公開。日本のアニメキャラクター、特撮ものなど、総額1億円を超えるという膨大なコレクションが見られる。

さらに、衣装をレンタルしてコスプレ写真の撮影も可能!コスプレ衣装のレンタルは1点1080円。新旧のアニメキャラ、アメコミ系など、約35種類のラインナップから選ぶことができる。


また、"万事右肩上がりに"の願いを込めた赤い矢印がトレードマークのロゴバッジや、河武醸造と多気町のコスプレイベント「おたコス」とのコラボで造られた清酒などのオリジナルグッズも充実。入館しただけでも、万協製薬が地元の県立相可高校とのコラボで開発したスキンケア商品から1つがもらえる。
大人気ジオラマ作家・山田卓司氏の名作を展示

昭和の情景を題材にしたノスタルジックなジオラマ作品で有名な、プロモデラー・山田卓司氏の作品を展示する「浜松ジオラマファクトリー」(静岡県浜松市)。ガンダムや特撮もの、ミリタリー系など多彩な作品群があり見応え満点だ。テーマを設けて展示替えを行うほか、注目の作家の企画展を行うこともある。8月28日(火)までは「山田卓司 映画情景の世界」を開催中だ。

オリジナルグッズは、夏をテーマにした「蝉時雨」など、山田卓司氏の人気作品をプリントした、全5種類の「オリジナルクリアファイル」が人気だ。
世界のテディベアが集結!

「飛騨高山テディベア エコビレッジ」(岐阜県高山市)では、築200年を超える合掌造りを改築した館内に、国内外から集めたテディベア約1000体を展示。欧米のアンティークベアや、この施設のためにテディベア作家に依頼して特別に作られたベアなど、貴重なベアも多い。

また、テディベアをハグして一緒に撮影したり、世界唯一のウエディングベアと撮影できるコーナーもある。

2018年9月下旬までは「第20回ノエリーベア&フレンズ作品展『おん』」が開催。この作品展では、「おん」からイメージする言葉をテーマに、37人の作家が制作した作品を展示される。
日本一の大きさを誇る巨大だこ!

江戸時代から東近江に伝わる100畳敷東近江大凧の実物のほか、日本各地の郷土だこと伝統だこ、カラフルでユニークな世界のたこを約600点展示する「世界凧博物館 東近江大凧会館」(滋賀県東近江市)。たこ作りが楽しめる体験教室(300円、要予約)も行っている。

十二支がそろう、「おみやげ凧 小」(700円)もある。戌のモチーフは、今年の成人の日に揚げられたものだ。

2018年7月19日(木)から8月27日(月)までは「ようこそ“思い出”の夏休み展へ」を開催。グリコの豆玩具、ブリキ玩具、うちわなど、夏休みをテーマに昭和の懐かしい品々を展示する。体験教室(有料、要予約)も予定している。
時代をけん引した工房の名作が並ぶ

掛川市の開業医で、西洋美術収集家である鈴木政昭氏からの寄贈を受け、2015年6月に開館した「掛川市ステンドグラス美術館」(静岡県掛川市)。19世紀末、ヴィクトリア朝時代のイギリスの工房で制作された作品を中心に、大小70点以上のステンドグラスを鑑賞することができる。上記写真の円形窓の作品はロバン工房作の「聖母マリアの生涯」。同館では数少ないフランスの作品だ。

おみやげには、クレイトン&ベル工房の作品「受胎告知」をあしらった、「オリジナルBOXチョコレート」(700円)がおすすめ。

周辺には、掛川城や掛川市二の丸美術館などの施設もあるので、併せて巡るのもおすすめだ。
一度訪れたら、そのディープな魅力にとりつかれること間違いなし!ひとつのジャンルに特化したマニアック博物館を満喫しよう。
東海ウォーカー編集部
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