どこまでも真っ直ぐ！ これが噂の絶景「天に続く道」

7月も後半に入ってさらに暑い日々が続いてますが、この夏はひとっ飛びして、涼しい北海道へ避暑に出かけませんか？　特に釧路湿原や知床のある東エリアは、自然にあふれているのはもちろんのこと、涼しさからドライブやツーリングにも人気のエリア。そんな人たちがこぞって目指す、ある「道」があるんです。早速ご紹介します。

これぞ北海道、な一直線の道路

それは、知床半島の根元のあたりにある「天に続く道」。実に約18kmもの直線道路なんです。

この「天に続く道」は、いくつかの坂道が一直線に重なり合うことで、まるで道が天に向かって伸びているように見えることから、その名で親しまれています。大自然の中を道路が一直線に伸びている様子はまさに北海道ならでは。行き方ですが、斜里町ウトロから市街地を目指すルートがわかりやすいです。国道334号を峰浜で左折し、しばらく走っていくと見えてきます。

国道はそこで左方向へと曲がりますが、できれば曲がらず真っ直ぐに走って、ローカル道へ入りましょう。坂を登っていけば、やがて展望台が見えてきます。展望台からは、オホーツク海を望む絶景を独り占めできますよ。

実は夕暮れや夜間もオススメ！

日中に広がる大パノラマも素晴らしいのですが、ぜひ見て欲しいのが夕暮れと夜間。夕暮れでは道路の向こうに太陽が町に沈んでいく様子が何より美しいです。つい青春映画さながらに、夕陽に向かって走りたくなりますよ。

また夜は、道路を行き交う車のライトが光の帯となって広がります。日中とはまた違った景色を目の当たりにできますよ。

知床には、自然が織りなす山や海の絶景スポットがたくさんありますが、もしドライブやツーリングで訪れるなら、このルートは押さえておきたいところ。きっと、貴重な夏の思い出になりますよ。

天に続く道　■住所：斜里町峰浜　■電話：0152・22・2125(知床斜里町観光協会)　 ■時間：24時間

山崎伸子